ANTIQUE JAPANESE RADIO/日本の古いラジオ

written by Koji HAYASHI, Ibaraki JAPAN

私のマック/My Macintosh

7: Macmini-G4/1.42GHz PPC

8: iMac Flat Panel G4/800 MHz TFT 19inch

9: iMac Rev.D G3/333MHz

1: Tune up of PM4400

2: ADSL

3: Notes

HomePageMac/PM4400_200tune-up.html

After Years of Tune-up of Power Macintosh 4400/200 -G4/400 MHz with USB 1.1/Ether

マッキントッシュPM4400/200のチューンアップ記録 -その後

1st ed. ('03.8.14), ('03.9.15), ('03.9.21), ('07.3.5) and ('11.11.4)

August 14, 2003

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Contents

1. Basic System/基本システム

1.1 PC and Monitor - PM4000/200 and Display Monitor Sony 17sf9

1.2 Peripheral/周辺機器, 1.3 Printer/プリンター, 1.4 Audio/オーディオ, 1.5 Digital Cameras

2. Records of Tune-up/チューンアップの遍歴 (1) Hardwares, (2)Software, (3) Magagine Publisher distributed CD softwares, (4) Communication companies distributed Free CD's

3. Inside Expansion/内部の拡張

3.1 Video Memory 3.2 DRAM DIMM

3.3 CPU L2 Processor card, 3.4 Internal HDD

3.5 Riser Card -CSII and PCIs, (Rizer Card, Cuda Swtch, E1;GeoPort Modem, A1;FEther PCI-TXC for PCI Bus, B1;Multi USB Port PCI Card Opti Dual Ports USB 1.1)

3.6 Power Supply, 3.7 FDD, 3.8 CDD


私のマックPM-4400/200改(G3-400MHz)。チューンアップ後3年。聞くも涙,語るも涙。まだ,現役として活躍していますが,人間で言えば60代半ば。第一線を退く仲間が多々いる中で頑固に現役をこなしている。

その間,大病を患い1年分の記憶を失う。人間で言えば50代半ばにばりばり仕事をしていたら,急にめまいがして,意識を失い,気が付いたら病院のベットの中,臓器の移植手術を受けて助かったものの,10年の間懸命に働き,新築した家屋が大嵐にあって一挙に崩壊し全てを失ってしまったようなもの。でも,めげずに現役を通している。しかし,そろそろ,後輩にその地位を譲ろうかと,目下,老骨に鞭を打って,後身の教育に熱心である。

ハードディスクのクラッシュと交換,キーボードのキーが効かなくなる事件,ボタンがぽろりと取れる事件,マウスがスリップして自由でなくなる事件,など老朽化にまつわる事件が頻発しはじめた。


Before Days of Tune-up/チューンナップ前

January 25, 2002

私のマックPM-4400/200。物書き用に使用して5年半。写真で見てもどこにあるのか良く分からない?机はぐちゃぐちゃ。机の左半分は奥に真空管試験機があるので,物を書くには本当に手狭だった。当初,引越時にPCを置くことを想定して机は2つに別れて左右に広がるタイプのものを購入したが,部屋に入れてみると左の棚の扉が開かなくなるという不具合を発見してこの案はあえなくボツになった。どっちみち,扉が開かない,カーテンに手が屆かないなど,上の荷物の状態を見れば同じことだったろうにな。私の初代PCであるEpson PC-286U(NEC PC-9801 UV21の互換機)は机の右半分に置いていたのだが,マック君はサイズがでかいにもかかわらず全く同じ置方で済まそうとしたのがこの配置である。本体は横向きにして机の右半分に置き,その上にデイスプレーを乗せ,手前の余ったスペースにキーボードを置くという配置で使用してきた。

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1. PC and Monitor - PM4000/200 and Sony 17sf9

PM4400/200, normal model from July 1997 to July 2003.

Apple Power Macintosh 4400/200; PPC 603ev 200MHz, PCI 33MHz, ATA-3, Fast SCSI

(概要)1997年モデル。(Tanzania Logic-board/ロジック・ボード-タンザニア) MacintoshではIBM-PCのマザーボードに相当するメイン基板をロジック・ボードという。同じロジック・ボードを用いたPCであっても販売戦略に応じて最大メモリーやビデオの性能,必要とする周辺機器,拡張性,入れ物のデザインに違ったものを用意すると,幾つかの異なったモデルとしてリリースされる。PM-4400/200はTanzaniaという名前のロジック・ボードが使用されている。TanzaniaはモニターをPC匡体に組み込んだパフォーマーPerformerシリーズの末期に現れたAlchemyの後継の1つである。Alchemyは,Performer 54xx, 64xxシリーズに採用されていたロジック・ボードであって,CPUが68LC040時代に作られたロジック・ボードCordycepsをPPC603eに最適化するために再設計したものである。各種I/Fを1つのICに高集積度化して統合し,高速化とローコスト化を実現している。Alchemyはその後,Tanzania(PM-4400)とGazelle(PM 55xx, 65xx)に発展した。GazelleはPerformerシリーズの後継でモニター付きの個人向け用途に開発されたロジックボードである。これに対しTanzaniaはモニター別置きタイプのビジネス用に開発されたロジックボードであって,DRAMやVideo RAMの最大積載容量(DRAM Tanzania 160MB, Gazelle 128MB, Video RAM 4MB, 2MB)が大きくなっている点,拡張性などに違いが見られる。Tanzaniaは,CPU PPC603eのProcesser busは40MHz, cpuとMemory間のData busは64 bit(200MHz),Data busとPCI Bus(33.3MHz)との間にはPSX ASIC PCIブリッジI/Fを用いており,またPCI BusとSCSI, ADB, FDD, Soundなどの各I/F間にはO^hare I/O Controller (GazelleはO^hare II)を用いている。Video ControllerにはATI 264-VT (Mach64)を用いて強化している。

基本システムは,1997年9月に入手してから2003年7月まで,内部に触ることもなくほぼ6年過ごしてきた。裏面を見ると製造(出荷?)時の貼紙に1997年7月とある。できたてのほやほやで購入した訳だ。

2003年春になって,荷物の状態を少しでも改善したいと,模様替えを試みた。机の前は出窓だったが,PC本体を置くには幅が足りない。PCを正面を向かせて置くとさらに後ろ側にケーブル類が出るから53cmは必要。出窓の幅は48cm。後ろにはカーテンもあり10数cmは離さねばならない。横向きに乗せると39cm。少し手前に出っ張らせれば置けるが,支える足がはみ出て傾く。そこで諦め永年放置していたが,ふと下に板を敷けば良いのではと考え,物置きから小さな簀の子を2枚取り出してきて置いたら,うまくいった。こうして窓際にPC本体と周辺装置が乗ってしまったので,机の上にはキーボードとマウスのみとなった。だから念願のがらくた類が沢山手前に置けるようになったのである。ディスプレーを窓際に置いた効用の1つは,目から遠く離れ,老いた目の焦点が合うようになったことであろう。この位置の大きな欠点は,PC本体の中身をいじるためには,重いディスプレーをどかす必要があり,そのために一旦机に登らねばならないことである。

Sony CPD-17sf9; 0.25mm アパーチャーグリルピッチ,90度偏向,17inch, Hor.1280 dot (24-80kHz), Ver.1024 line (50-120Hz), 寸法約406x426.5x451mm, 約19kg

Resolution (dot xline)

Hor. Freq.

Ver. Freq.

Graphic Mode

5

832x624

49.7 kHz

75 Hz

Macintosh 16" Color

7

1024 x768

60.2 kHz

75 Hz

Macintosh 19" Color

9

1152 x870

68.7 kHz

75 Hz

Macintosh 21" Color

このモニターを選んだ理由はもちろん,私がかつてSony好きな少年だったこと,解像度が良かったこと,である。今でも画面は美しいが,欠点は重いこと。改めてマニュアルを見ると19kgとは恐れ入る。

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1.1 Specification of Basic System/基本システムの仕様

specification of PM 4400/200

Original Specification

Impremented Results

Logic Board

Tanzania, hardware ID=515, Rom version $77D,3AF2

CPU

PPC 603ev 200MHz

L2; none

PPC G3 (Power PC 750) 400MHz/512k;

CPU Bus; 40MHz

L1; 32kB

L2; external 512kB/133MHz

DRAM

64 MB EDO DIMM 168pin 60ns 3.3V

160 MB

VRAM

2-4MB

Hdd; internal I/F ATA-3(E-IDE) (16.6MB/s), master only,

Quantum 2 GB/ 5400 rpm;

Seagate 40 GB/ 5400 rpmfor ATA-100

CDD; ATAPI, master only

CD x12; Matsushita CR-584

CD x32/CD-R x8/CD-RW x4; Matsushita CW-7586B

Processer Bus

Data Bus

PCI bus

40 MHz

200 MHz

33.3 MHz

40 MHz

200 MHz

33.3 MHz

E1; Video Monitor (ATY,264VT)

ATI old, 17"

ATI old, 17"

C1; CS2;

Modem geoport internal 33 kbps

-

A1; PCI

-

10T/100 TX Ether (RTL8139)

B1; PCI

-

USB1.1 (12Mbps)

SCSI

SCSI-1(5MB/s)

SCSI-1(5MB/s)

OS

Mac 7.6.1

Mac 8.5.1/8.6.1

1.2 Initial Cost/初めの費用

コストは,本体+モニター+メモリーが291,697円。プリンター41,880円をすぐに加えて合計333,577円。ディジカメによるホームページ作りが主体で,ディジカメは初代から3代までで113,261円を要した。データのバックアップに,Hddは非常に高価だったので初めにZip 21,116円を投入,その後,大分立って廉価になった頃外付けHdd(SCSI) 30GB 22,145円を追加し, 総額512,244円なり。これでも昔の16bitマシーンNEC9801などを購入するのにくらべれば大分安かったはずである。2003年9月現在,PM4400/200はYahoo Auctionで110円で落札されたこともあるし,モニター付きでも1500円前後である。送料がその倍以上の御時世だ。大事にすること。

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1.2 Peripheral Devices/周辺機器

外付けの機器は,沢山でもないがある。(1) SCSI HDD LHD-U30E/M 31GB, (2) SCSI ZIP, (3) Serial Modem OMRON ME5614D, (4) SCSI Hdd 2GB IODATA UHDS-2G, (5) Serial Port Switch Box, (6) SCSI Scanner Epson GT6000.

(1)SCSI Hdd 31GB Logitech LHD-U30E/M, (2)SCSI Fujifilm ZIP, (3)External Modem OMRON ME5614D (Serial Modem Port) and (4)SCSI Hdd 2GB IODATA UHDS-2G

写真中央の3段積みは,下から順に(1)SCSI Hdd 31GB Logitech LHD-U30E/M,(2)SCSI Fujifilm ZIP, (3) External Modem OMRON ME5614D (Serial Modem Port)。それぞれかなり熱を持つので,ゼムクリップを4つ挟んで通風を良くした。写真右端は(4)SCSI Hdd 2GB IODATA UHDS-2G。

(1) Logitech LHD-U30E/M; バックアップ用として購入した外付けハードディスク。ロジテックは当時DOS/V, PC-98-NX, PC-9800, Macintoshと4種類を販売しており,お尻に「/M」が付いているのがMac用。またSCSI I/Fボードを付属した製品「/MP」もあった。ハードッディスク仕様は当時の製品は,容量20-60GB, 回転数7200-5400rpm, キャッシュメモリ容量2048-512kByteの中からいろんな組み合わせにより値段が違っていたが,本製品は低速小容量の部類で,平均アクセスタイム9.5ms,キャッシュメモリ512kByte,回転数5400rpm,物理ヘッド数3である。I/FはUltra SCSI仕様でD-subハーフピッチ50pin。ちなみにI/FボードはG3(Blue and White)シリーズ等とある。Ultra SCSIに接続した場合のみ最大転送速度は20MB/s。さて,Mac用では対応OSはMacOS7.6-9とあり,I/F付きの場合ボードの制限からMacOS8.1以降に対応とあった。ベースモデル単体で使用する場合,Formatterが必要。B'sCrew ver.3 Liteが添付されていたが,実際にはこれでは使用できなかった。

(2) SCSI Fujifilm ZIP; ハードディスクが高価だった頃バックアップ用として購入したZip。100MBしかないと写真のバックアップには辛いものがある。

(3) External Modem OMRON ME5614D;

(2007.3) 本当に使用していないな。

(4) IODATA UHDS-2G;バックアップ用としてもらったもの。

SCSI製品は,(1)と(4)がUltra SCSI, (2)がD-Sub 25pinの普通のSCSI, (6)が太ハブの旧規格のSCSIでケーブルはバラバラ,スピードは遅いがPM4400/200も旧規格であり特に問題はない。ところで,SCSI機器はバックアップ用とか入力用とか一時的に使用するものばかりなので,これまで使用する機器だけ電源を入れたり,また稼働中でも抜き差ししていたのであるが,規格上そんな事をしてはダメと最近教えてもらった。また,ターミネータもアクテイブ型があり電源が供給されていないと用をなさないとも知らなかった。未使用のSCSI機器など中継点などいつも電源をoffにしていたものである。Hddの誤動作が問題になりはじめて気付いた。逆にバックアップ用につくったものはケーブルをはずさねばならず大変不便である。このためにUSBができたことを教えてもらった。

(5) Serial Port Switch Box (Printer/Camera)

(5) Serial Port Switch Box; シリアル転送のディジカメ(DC20, DC210Zoom)とプリンターの切り替えに使用した。3 port切り替えができる。今は単にぶる下がっているだけである。

(2007.3) 本当に使用していないな。

(6)SCSI Scanner Epson GT6000

(6) Epson GT-6000; 机の右には段ボール箱が3つ積んであり机とほぼ同じ高さになっていて,写真ではその上に,物が単に積んであるが良く見るとスキャナーがある。(6)SCSI Image Scanner Epson GT6000である。I/Fは元々シリアルだったが,後にOptionのSCSIを付けてある。時々使用するが,現在では性能劣化し明るさが足りない。使用しない時は再び物置き状態になりラジオやら真空管が乗る。

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1.3 Printer/プリンター

当時の人気プリンターEPSON PM-700C。シリアルプリンター。買ってすぐに使えるはずが,そうではなかった。Epsonのドライバをインストールしたが認識しない。ドライバのインストールでは,「漢字Talk7.1以上,7.5を推賞」とある。ただし漢字Talk7.5のQuick Draw GXはEpson MJ/PM (EX)を使用できないとあった。MacOS7.6.1より前の製品だったようで,何も情報が無いが,68030CPU搭載機種ではApple Talkを「不使用」としないと正常に印刷できない場合があるという記述があった。PM4400/200のMacOS7.6では,まさにApple Talkを「不使用」としないとセレクタでEpson MJ/PM (EX)のアイコンが現れないのであった。気持ち悪いがとりあえず,不使用にして対応した。

(7) Serial Printer EPSON PM-700C

(7) Serial Printer EPSON PM-700C(Serial); プリンタは買ってすぐに分解能が2倍に更新された製品が出てがっかりしたものであるが,今はもうよっぽっど仕上がりの良いものが安く買える。しかし,まだ買えない!私としてはもう少しまともな真空管ページを作って本でも出版したいところなのだが,印字フォントの点でも格好が悪く,印刷スピードも遅い,インク代が高いなどで,余り印刷する気になれない。活躍するのは年末の年賀状作りや写真作り,子供の遊びのときぐらいだ。写真は速度が遅いのと仕上がりがいまいちであるが,最近は子供が大きくなり,A4サイズのスナップ写真やTシャツの絵柄や写真の印刷に喜ばれるようになった。

(2007.3) 2004年にpm-A850を導入して以来,ほとんど使用しなくなった。最近,使おうとしたら,このプリンタは黒インクが出なくなった。インクカートリッジを新品に交換してもダメなのでヘッドの目詰まりであろう。最近,分解,掃除のページを読んだので,今度試してみよう。

1.4 Audio/オーディオ

(8)Audio Amp Speaker。

(8) Audio Technica AT-SP13AV; PM4400/200は文房具と割り切って使っていたが,最近になってオーディオ端子があることをマニュアルで再確認し,骨董市でこんなものを入手して付けてみた。外付けのスピーカ・アンプは,電源OFFの状態では外部スピーカとして働き,電源ONの状態でアンプも働く。Audio Technica AT-SP13AVは,1995年製で,低音ブースト付きである。仕様は1Wステレオアンプ内蔵スピーカであり,単3乾電池4本,または6Vの外部DC電源で働く。LM380x2相当の低電圧電源用ステレオpower Amp IC JRC-2073Dが使われている。さて,本機を接続しPM4400で初めてCDの再生をしてみると外部スピーカからか細い音が出てきた。次に外部電源をつなげて電源ONしてみると,はて,音がでない。電池に変えても同じで,音切れして低音で間欠発振している。アンプのどこか悪い。調べた限りではIC JRC-2073Dが壊れているようである。

(8)' Sony SRS-A11; 次にSony SRS-A11というものを入手。ちゃんと聞こえた。これは電源スイッチのみでボリュームは内部を使わねばならない。Apple CD オーディオ・プレーヤーのボリュームより前に,コントロール.パネルのモニター&サウンドのボリュームが直列になっており,音楽を聞くためには,いつも絞っているモニター&サウンドのボリュームを上げる必要があり,終わったらもとに戻さないと,起動時の音がうるさくなる。

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1.5 Digital Cameras

この他にデジカメ。Kodak DC20; 初代Kodak DC20(Serial)('97.12)はすでに引退し,現在第2号と第3号の2台。Kodak DC210A Zoom (serial)とFujiFilm Finpix 4500, Flash memoryのフロッピーアダプタまたはUSB接続(USB cardを入れてOS8.6にアップして可能に)。

(9) DC20, (10) DC210Zoom; DC20('97.9), DC210Zoom ('98.12)は,カメラのデータ転送にはシリアルポートを使う。PM4400/200のシリアルポートは通信用とプリンタ用の2つがあるが,通信ポートはGeoport電話モデムが既に使っており,穴には盲板がしてある。もう1つ使う場合にはケーブルをプリンタポートに接続し,ソフトで切り替える必要がある。本体裏の穴のソケットを抜き差しするのは実に面倒で,3ポートの切り替え器を導入しケーブルを常時接続しておき,使用時にスイッチを選択するという方法をとって凌いだ。

(11) FujiFilm Finpix 4500; 3台目のFinpix 4500を導入した('01.4.)頃には世の中,高解像度,大容量の画像となり,ジッと転送完了を待つようなバカな時代は終わっていた。カメラはUSB標準装備。カメラは今買うとUSBキット付きなのだが,これが使えない。これには弱った。販売店でUSBインターフェースをというとMacでまともに動くものが無いといって諦めろといわれた。フラッシュメモリをフロッピーアダプタで読む方式はMacOS7.6対応ということで,何とか凌いだ。2年たってから,ようやくUSBインターフェースが使えるようになった。

(12) CanonのIXY DV M2; 4台目にディジタル・ビデオが加わった。CanonのIXY DV M2を入手('03.9)。購入の動機は買い替え。家にあるHi-8のビデオカメラSharp VL-HL55が子供が生まれる時に買ったが,購入以来調子悪く,何度か修理にだした。撮っても再生すると綺麗な画質とは程遠いもので,なるべく使わずに済ましてしまった。幼稚園の催し物などで再びひっぱりだし,バッテリーもかい直してなんとか使いはじめたが,気に入らない。世の中のお父さんたちは,もっと気のきいたコンパクトなビデオカメラを持ってきて,バッテリーも気にせずに連続撮影しているのには驚かされた。やはり7年前の機械はぜんぜんイカン。Macとは大違い!昨日,子供の運動会前日にバッテリー充電のため出してみたら動いて間もなく止まってしまった。テープを取り出して下さいとメッセージ。結果的にテープが固着していたらしく,湿度とか黴だろう。保存した部屋の条件が悪かったといえばそれまでだが,何度もなかされてきた機械なので,もうやめにしたかった。運動会が雨で中止になると,突然,新しいビデオカメラを買いに行くことに。テープを買いに行くはずだったが,広告を見ると5万円程度でも売っている。そうかみさんにいうと今年は冷蔵庫も買ったし,と渋る。いいんだよ,テープだけ買えば,私が撮りたいわけではないのだし,というと,とりあえず見に行くだけでもとなる。かみさんはいやいやながら,電器店についてきた。かみさんがキヤノンの販売促進員のお姉さんに説明してもらっていたこと,新製品の発売時期だったのです。聞いてみるとTVのコマーシャルを見ていたとのこと。私はディジタル・カメラにもなり接写もできUSB転送もできるので,じゃあ買うかという振りをして,喜んで買ったのでした。

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2. Records of Tune-up/チューンアップの遍歴

2003年6月頃,Yahoo Auctionで4400用のG3ボードを眺めていて,買ってまもない保証期間中というのに出くわしました。まだ市販されていることにようやく気付いた次第です。昔は高価だったのでとても買えないと諦めていたのですが,入札価格は手の届く範囲,しかし,私も参加するには上限を知る必要がある!そこでインターネット検索で市販価格を調べてみたところ,何と2万円を切る価格で入札価格もほぼそれに近い所で競りあっているじゃないですか。これならオークションでわざわざ購入する必要も無く,メーカー保証の新品を購入した方が良いし,第一,私にも買える価格です。メモリーもまだ新品が市販されているじゃないですか。これが改造の動機となりました。

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2.1 Hardwares List/ハードウェア一覧

旧機のチューンナップでは常にコストが問題にされます。手元の旧機に多額の投資をするよりもYahoo Auctionなどで流通している他の中古機を入手した方が安くてより高性能だという場合が多々あるからです。しかし,永年愛用してきた中古機のチューンナップの最大の利点は,なんと言ってもこれまで使い慣れたソフト的な資産,ハード的な使用環境を維持しながら処理能力がアップできることです。ですから,コストの単なる算術計算ではチューンナップの適否の判断はできないことになり,個人の価値判断にゆだねられることになりましょう。初期投資額は50万円とすれば,今回のチューンナップは10%程度,それを数カ月で実現すれば月々の小遣いでも間に合います。もっとも5万円もあれば高性能な中古機も入手可能かもしれませんが,目をつぶります。

G3=24150, mem=8475, usb2650, lan892, hdd7318, mod1685, aud500, Cdrw4262 合計49932円です。総費用は10%未満。

Section

Manif.

Products

Date

Cost (ins)

Shop

Ins Period

Present states

PC

Apple

PM 4400/200 STD

(M5807J/A)

'97.9.19

197,000

5,910 +6087=208,997

カスミ家電&C-You東海店

(5 Years) '02.9.18

use now

Battery

Mac内蔵4.5Vアルカリ電池(角形)

2004.12.28

1,580 円+EXPACK500(400円)=1,980円

Yahoo A

-

Display

Sony

Multiscan CPD-17sf9

'97.9.19

64,700

sa

sa

use now

Video DIMM

Apple

AP2761-D4

'97.9.19

-

sa

-

use now

Memory DRAM

IOdata

EDO646-32MT (32MB RAM)

'97.9.19

18,000

sa

`03.1

DIMM-1 until '03.7.7

Memory DRAM

ADTEC

ADTEC 1241 (32MB RAM)

'03.7.7

1,550+185

Yahoo Auction

-

'03.7.7 DIMM-1

Memory DRAM

Unknown

PF1199 (94V0 4498) (64MB RAM) x2

'03.7.7

3,000+370 x2

sa

-

'03.7.7 DIMM-2 & 3

cpu L2 Processor card

Sonnet

Crescendo/L2 G3 400MHz/512k/133MHz BG3-400-512

'03.6.30

21,800+900+1135+315=24,150

Nextro 五州貿易

(1/3 Years) '06.6.29

'03.7.13

100M/10M LAN adopter

Corega

FEther PCI-TXC for PCI Bus

'03.7.3

850+42

KSデンキ那珂町店

'04.7.2

sa

USB Card

Syba

Multi USB Port PCI Card Opti Dual Ports USB 1.1

'03.7.23

2280+240= 2520 +130

Yahoo Auction

-

'03.7.31

Printer Serial

EPSON

PM-700C

'97.9.19

39,700

カスミ家電&C-You東海店

-

Cable

Elecom

CMAP230

sa

2,180

sa

Audio Sp

Audio Technica

AT-SP13AV

'03.6.22

500

骨董市

-

Audio Sp

SONY

SRS-A11

'03.9.-

700

-

ZIP

FujiFilm

ZDR-100SCMCC

'97.9.25

14,336

カスミ家電&C-You東海店

ZIP Media

SONY

ZIP100CFM

'97.9.25

1,356 x5

sa

Ultra SCSI External HDD

Logitek

LHD-U30E/M(30.7GB, 9.5ms, Cash512kb, 5400rpm, hd3, UltraSCSI)

- Macintosh用SCSI-2接続キット(DCK-ADB)

'01.2.11

21500+645

カスミ家電&C-You (Digix Wonder) 東海店

'06.2.10

Ultra SCSI External HDD

IODATA

IBM DORS-32160

UHDS-2G

2GB

'03.7.24

-

from frend

'03.8.1

Internal ATA HDD

Seagate

ST340015A 40GB

'03.8.1

(5870) 7003 +315

PC-Success

Internal ATA HDD

Quantum

Quantum Lct 08 LA08A011 (約8.4GB) ATA66/ 5400回転

'06.9.19

2800+600

Yahoo A

CDRW

Matsushita

CW-7586-B

'03.9.

3480+740+42

Yahoo Auction

Digital Camera (1)

KODAK

DC20

PhotoEnhancer Special

'97.12-

9,800 -8,000 with 2 new batterys

KSデンキ大宮町店

Sold out Yahoo Auction

'97.12,

'99.12.7

sa (2)

KODAK

DC210AZoom

DC210 Zoom用Macintosh版接続キット(付属)

AC210

'98.12.13

39,800

3,800

カスミ家電&C-You東海店

'03.12.13

'01.4.3, '01.2.17

sa (3)

FujiFilm

FinePix4800L

-Lexar Smart Media 16MB (付属)

SCFX40 case

'01.4.3

49,295+1,478

 

2,179

(Digix Wonder) 東海店

'06.4.2

Floppy Disc Adapter

sa

Flashpath FD-A2B

sa

6,909

sa

-

Digital Video Camera (4)

Canon

IXY DV M2

'03.9.20

117,000

KS

'08.9.20

External Modem

Omron

ME5614D (56kbps)

'03.7.23

610+760=¥1370 315

Yahoo Auction

-

'03.7.31-

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2.2 Tune-up of Softwares/ソフトウェアのチューンアップ

2003年の大改修

pm4400は1997年6月にデビューしたmacで,OS7.6.1がプリインストールされていました。その後,MacOS 8.0 が'97年9月26日にデビューしたこともあり,後半のpm4400はOS8.0で出荷されたようです。OS 8.0はその後OS8.1を経て,OS 8.5('98年10月17日),OS 8.6('99年5月26日),OS 9.0('99年10月),OS9.1('01年1月12日)にバージョンアップされています。

私が購入したのは'97年9月19日ですが,販売店やappleからのOS 8.0へのバージョンアップの案内も無かったし,また私自身OS,バージョンアップには警戒心が働き,何らかの不具合対策でもない限り積極的にバージョンアップしようとは思っていませんでした。というのも,OSのバージョンアップはメーカーが新しいハードウェア技術を盛り込んだ新機種を動かすために旧来のOSを改変するのが主であって,従来機種を使用するユーザーにとっては御利益があまり無い,それどころか,バージョンアップにはソフトの費用はかかるし,時間は取られるし,せっかく構築したソフト環境を投げ出して一から出直すことをやらねばなかないからデメリットの方が大きい,と思っていたからです。オリジナルの環境では,ディジカメの画像取り込み,画像加工,テキスト編集,ホームページ作成,インターネット(電話モデムppp接続,メール,web閲覧),印刷というのが主な利用。そんな訳で私のpm4400/200は,OS7.6.1のもとで,バンドルソフトやSystem7/漢字トーク7時代の一部のソフトとともに,何不自由なく順調に働きました。(いえいえ,だましだまし使ってきた,というところでしょうか。)

(1) 2003年までに経験したOSバージョンアップの圧力

途中,ディジカメの購入(Kodak DC20, '97.12, シリアルポートへのケーブル接続, 0.2Mpixel),ディジカメの買い替え(Kodak DC210AZoom, '98.12, 1 Mpixel, Fijifilm FinePix4800L, '01.4.3, 2Mpixel)に伴う画像取り込み方法の変更(シリアルポートへのケーブル接続から,Smartメディア読み込み用Flopy disc adapterの利用へ),画像バックアップのための外付けメディアの追加(SCSI-Zipドライブ,外付けSCSI-HDD)があり,その都度,OSの対応確認を迫られました。

外付けSCSI-HDDの増設(2001年):ホームページ原稿やディジカメの画像データなどのバックアップのため,予算の都合で当初はの一時しのぎとして,ZIPドライブ(100MB)を購入('97.9.25)しましたが,4年後にようやく外付けHdd(30GB)を導入しました('01.2.11)。B's Crew 3 Lite(OS8.1/8.5時代らしい)がバンドルされてました。しかし,当時,OS9.1がデビューしており,下位のOSについてはサービスも散漫,OS7.6.1ではバグがあったらしくFormatしようとしても「予想時間」の計算で止まってしまい,実行できませんでした。Macを買って4年しか立っていないのに,周辺機器を買うと旧OSでは動かんなんて事態に焦るとともに,OSのバージョンアップなんて,困るものだと思いました。別のMOに付録していたフロッピー版のB's Crew 2.1.4(OS7.6.1時代らしい)を適用してみたところ,正常動作し切り抜けました。HFS+フォーマットをサポートしたのはOS8.1以降。OS7.6.1では標準フォーマットとなりました。

ディジカメの買い替え(2001年):2回目のディジカメの買い替え('01.4.3)ではシリアルポート伝送に代わりはUSBが主流になってしまい,USBを持たないパソコンは圧倒的に不利になりつつありました。たったの4年でパソコンの買い替えなんて馬鹿みたい!当時,販売店でUSBカードの増設について尋ねたのですがpm4400で動く保証が無いと言われ,途方に暮れました。確実に動く方法として,Smartメディア読み込み用Flopy disc adapterjが使用できることを教えられ,ディジカメの買い替えができました。今から思えば,OSを8.6に引き上げ,USBのPCIカードを増設すれば,動いたのでしょうが,当時はどのカードがちゃんと働くかは情報がほとんどありませんでした。また,外付けSCSI-HDDの増設ですら,OS7.6対応と表示のあるのものを購入したにもかかわらず,結果的にそのままではフォーマットすらできず苦労しました。そんな風にOSのバージョンアップをせずにこれまで何とか難関を潜り抜けてきました。しかし,OSのバージョンアップ・コンプレックスは高まるばかり。

ADSL接続(2003年):さらにもう1つ。インターネットへの接続は当初より電話モデムを利用して地域のプロバイダーと契約をかわし,アクセスポイントへ電話するという形式で行っていましたが,世の中,次第に常時接続が当たり前になってきてコンプレックスを募らせました。我が家の地域はNTTのISDNからも見放されていましたが,2003年にYahoo BBのADSLサービスが開始することになり,ようやくチャンスが巡ってまいりました。pm4400/200にしてみれば6年目。普通であれば,かなり老朽化したPC環境です。しかし,私は職場でもQuadra 700で昔からEthernet接続していたので,できないハズもないと思ってはいました。PM4400/200は通信用拡張カードスロット(CSII)に電話モデムのみのカードを搭載したモデルで,これをEthernetのポートのついたCSIIカード(ただし10 Base 2/t)に取り替えるか,あるいは市販のPCI拡張カード(Ethernet 100Base)を増設することで対処できることが分かりました。問題は市販のカードはOS7.6.1に対応しているか否かでしたが,インターネットのWebサイトで情報を収集したところ,OS7.6.1でADSL接続している例を見つけて,ようやく確信が持てました。(実際,Yahoo BBの契約後にやってきたセットアップマニュアルには,Mac OS (Open Transport2.7以上),Open Transport2.7でない場合は,OS(OS9.1以上,またはOS X)かOTをアップデートしOTを2.7以上にしなさい,それ以前のバージョンでも利用できる場合はあるが接続を保証しない,とありました)。

(2) 2003年改造前(OS7.6.1時代)の内蔵Hddの問題;原因不明のフリーズ

OSのバージョンアップしなくないと,6年の間,だだをこねてきましたが,問題もありました。OS7.6.1は安定して使用できたはずなのに,いつしか,フリーズするようになっていました。

内蔵Hdd2GBが相変わらずメイン:2001年に導入した外付けHddはバックアップの目的の他に,ハードディスクの領域拡張の意味があったはずですが,バンドルソフトのB's Crewのパーティションエディタをいじっていて,せっかく作成したパーティションがデータ毎消えてしまう事件が起きました。これは誤操作なのでしょうが,たった1つの単純操作ミスでメインに使用しているハードディスク領域がいとも簡単に消えてしまうようでは,メインとしては使用できぬ,と結論しました。この外付けHDDはもともとバックアップが主目的であり,またバックアップにはパーティションまるごとコピー機能を持ったディスクユーティリティが必要ですから,このディスクユーティリティを封印するよりは,外付けHDDはメインとして使用しない,という道を選んだ訳です。つまり,Hddのメインは相変わらず内蔵の2GBのみで,窮屈な生活を余儀無くされていました。

原因不明のフリーズは使用率90%も一因か?;その後,内蔵のメインHddは使用率90%という危機的な状況に陥り,数10MBの画像データを1回取り込む度に編集後外付Hddにバックアップコピーし,メインHdd上のファイルはその都度消去するという作業を続けてまいりました。この操作自身はSystem7時代のQuadra700で同じような使い方をしていましたが,何のトラブルも起きませんでした。しかし,pm4400/200(OS7.6.1)の場合は,Netscape 4.5の使用中などに頻繁にフリーズするようになりました。Norton Speed Disk(System 7時代のもの)を実行してみると「断片化が著しい」とは出ますが,OS7.6.1ではまともに動かず途中で止まってしまうので,この断片化は解消できませんでした。こんな訳で,フリーズの度に再起動を繰り返して対処してきました。こうなると,フリーズの原因がハードウェアにあるのか,ソフトにあるのか切り分けもできず,hddがいつ壊れるとも知れない不安にさいなまれていました。

Norton Utilityによる掃除とトラブル

内蔵Hddの掃除を行うために,ある日ついに新しいNorton Speed Disk(OS8)を入手。まず,内蔵Hdd(2GB)の中で領域を広げるために不要なファイルを,外付けHddの他のパーティションに移動(コピーした後,オリジナルを消去)し,その後,スピードディスクをかけることにしました。これで問題解決だ!さて,いざ動かしてみると自分自身のドライブは掃除できない!外付けHddのパーティション"BKPM4400/200-naizo"にインストールして実行したら,ようやく断片化の解消が実行できました。ところが......。内蔵Hdd側から再起動してみると,哀れ,起動アイコンのパレード中にフリーズしてしまいます。爆弾が出て文字化けで何が何やら分からない!こうして,ついにHddの本格的な掃除を決意しました。

まず,現在のHddの完全バックアップを取っても不調には違い無い。そこで,まず外付けHddの未使用領域に新しく2MB確保して新パーティション"PM44new"を作成,MacOS7.6.1をインストールし,その上でシステムのファイルを1つづつ比較しました。これと思しきファイルを入れ替えたりしましたが,ダメ。不調な内蔵2MBと新システムの1つ1つのシステムファイルの比較を通じて,機能拡張をはずしながら不調の原因を探りました。ようやく分かったのは「アップルメニューオプション」の初期設定ファイルのせいでした。アップルメニューオプションは「最近使ったアプリケーション」を初期設定ファイルに記憶しておくのですが,作業途中でフリーズしてしまうと,初期設定ファイルの記憶に現状との不一致が生じて,「アドレスエラー」が起きたものと思われました。トラブル前にNorton Utirityのクラッシュモニターを稼動させていましたが,これがさらに問題を混乱させました。「Bus Error」と言っていたので,メモリー上のエラーだといよいよハードウェアがおかしくなってきたのかとの誤解を生みました。でも真相はソフトエラーだったのです。アップルメニューオプションの初期設定ファイルを消去してみると起動アイコンのパレードは復活できましたが,クラッシュが起きる度に同じ現象にみまわれ,結局,内蔵Hddについてはアップルメニューオプションを使用禁止にすることで対処しました。

根本的に問題を解決するには,内蔵Hddを大容量のものに交換してワークエリアを確保することが必要となりました。

(3) 大改修の準備 -内蔵HDDの交換とソフトの移転

不調なHddをすっきりさせて問題を解決するためには,ディスクユーティリティの導入とファイルの整理が必要で,またワークエリアを確保するためには内蔵ハードディスクの大容量化が必要だし,ADSLの導入を図って電話代の節約に貢献するためには,電話モデムを廃止してネットワークアダプタ(Ethernet card)を導入しなくてはなりません。ついでと言っては何ですが,処理を高速にするためにアクセレータを導入しなければなりません。USBも導入して念願の写真データの高速転送も実現させましょう。また写真データをCD-Rに焼くことができれば更に良いですね。

hdd

パーティションの名称

OS

Format

内容

内蔵2GB

1

2GB

PM4400/200-naizo

7.6.1

Mac

メイン

外付けSCSI 30GB

1

2GB

BKPM4400/200-naizo

7.6.1

Mac

PM4400/200-naizoのまるごとコピー

OS7.6.1に固執した訳:石橋を叩いても渡らない:MacOSのバージョンアップ(OS7.6.1-->OS 8.5)をやるにしても旧OS(7.6.1)がいつでも動かせる状態を作った上でしかチューンアップを行いたくない。

 

MacOS

Apple

MAC OS 7.6.1

'97.9.19

MacSoft

Apple

PM4400/200スタンダードモデル 再インストールCD

MacOS

Apple

Mac OS 8.5

MacOS

Apple

Mac OS 9.0.4

2004.7.31

(5001+730) for Cannon

WP

CLARIS

J619-1617A

クラリスインパクト2, クラリスワークス4, ファイルメーカPRO3, クラリスホームページ2

sa

Netscape

Netscape 4.0 -(DION KDDI, 1999 DDI Corporation Ver25)

Netscape 4.5 -(DION KDDI, 2001 DDI Corporation Ver39)

Printer Driver

EPSON

CD(PM-700C Macintosh用Rev3.1a)

'97.9.19

Digital Camera

Kodak

Adobe Systems

CD(DC200Camera,DC210Zoom Camera, 1998),

CD( Adobe PhotoDeluxe 2.0 for DS210 Zoom Camera)

'98.12.13

sa

FijiFilm

-USB I/F, Utility for FinePix ver1.5( USB Driver Ver2.0, Exif Viewer Ver.1.1, DP Editor Ver1.0) for MacOS8.5.1-9.0

sa

sa

sa

-Floppy Disc Adapter; Flashpath FD-A2B (FD-A2, ver3.0, for MacOS 7.6.1-8.1

sa

SCSI HD

Logitec

- Macintosh用SCSI-2接続キット(DCK-ADB)

B's Crew 3 Lite, ver3.1.5 for Macintosh (LPM SCSI3E/M)

'98.12.13

SCSI MO

Merco

B's Crew ver.2.1.4

Atok

Atok12

04.8.20

代金10円+送料390円=400円

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(3) Magagine Publisher distributed CD softwares

付録

1

1997.10 Mac Power

ACSII

MIE 4.0 Preview1J, Disinfectant 3.7.1,

2

1997.10 Mac Lifie

BNN

3

1997.11 日経MAC

日経MAC

Netscape 4.0.1J, MIE 3.0.1J

4

1998.3 日経MAC

日経MAC

MacOS 8.1 Updater, Netscape 4.0.1J, MIE 4.0 Preview1J

5

1999.5 日経MAC

日経MAC

CD

Acrobat Reader 3.0J, Stuffit Expander 4.5J, Netscape 4.5[ja], MIE 4.5J, Fetch 3.0.3 J2

MacOS Runtime for Java 2.1 J

NUM 4.0.3 Updater

6

2001.6.1 Mac People

ACSII

CD

Acrobat Reader 5.0J, Netscape 6.0J, Eudra 4.3.2J

Macintosh改造道2001 (2001.1.18) 今井隆

ASCII

-

8

2003.8.15 Mac Fan

毎日コミュニケーションズ

DVD

Stuffit Expander 6.0J, MS Office 2001 SR1 Updater, Agax 1.3, Autostart Hunter 1.1

Graphic Converter 4.0.6

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(4) Communication companies distributed Free CD's

付録

1

2

3

DION KDDI 2001 Verion39

DDI Corp.

CD

Netscape 4.7J

4

5

6

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3. Inside Expansion/内部の拡張

Inside view of PM4400/200

私はヘビースモーカーなので内部の汚れが心配だった。喫煙時は窓を開け,近くにはAiwa製のエアクリーナーも置いてあるが,それでもホコリが脂といっしょにべたべたと固まり汚くなるので,フロッピーの入り口や側面のハードデイスクの穴などは恐ろしい状態だった。あけてみると案外きれいだった。内部を傷つけないように配慮しながら,絵の具用の筆でそろそろと掃除し,掃除機で吸い取ったのはいうまでもない。

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3.1 Video Memory DIMM

OS85システムプロファイルで調べるとDisplayカード($E1)はカード名:ATY,264VT, revision :64, 製造元id:1002とある。VideoRamは,3.3V SGRAM/SDRAMで,マニュアルでは1024x768/32,768色(VRAM 2MBの場合)とあり,現状では1024x768, 32,000色ということになっている。それにしては1670万色になっていない。

購入時にVideo Ramを増設した記憶がある。購入伝票には記録がないが,販売店で増設をごねていたら,取り外し品があるのでと,無保証で入れた?。出荷時純正は2MBytesだが,これは多分4MBytesなのではないか。CardにはApple Computer AP2761-04, (C)1996とある。9722 D USA MT4C16270DJ -5 というICが4個乗っている。

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3.2 DRAM DIMM

メモリーはDRAM DIMMスロットが3つ。スロット1は8/16/32MB,シングル・バンク,リフレッシュ・カウント1kまたは2kである。スロット2,3は16/32/64MB, シングルまたはデュアル・バンク,リフレッシュ・カウント1kまたは2kである。使用可能なDRAM DIMM は64bit幅,168pin, 3.3V, no Buffer, EDO方式,アクセスタイム60ns以下。

上段と中段の2枚はPM4400オリジナルの16MB Dram (メーカ不明,表と裏), 下段はIOdataのEDO646-32MT(32MB)で,薄型のICが両面に張り付いています。IC1個は2MB(16MBit)だったのですね。

購入時のメモリー構成は,オリジナル16MB+16MBに追加の32MB, 合計64MBでした。追加の32MBは97年当時で18,000円もしましたので1枚しか購入できませんでした。その後,すっかり満足して増設を忘れていた。メモリー不足を感じたのはたまにである。今では,もうメモリーは手に入らないだろうと思っていた。

ところが,最近,色々調べたらまだ売っている。でも,シングルバンクの32MBは品薄らしい。そこで,まとめてYahoo Auctionで入手した。2003年6月末のことだった。さて装着のため,PM4400を開いてみて驚いた。記憶では拡張性を犠牲にして廉価な,なんと驚いたことに,私が使用していた32MBはシングルバンクに装着されていた!。でも今回は購入したものをテストする意味もあり取り外した。

メモリーは中古で入手したものに全部取り替えてしまいました。下にシングルバンクとある。32MBを入れる。他は64Bである。

正常に動いている。

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3.3 CPU L2 Processor card

クリーム色みたいな十字の切り欠き付きの四角い板がオリジナルのCPU 603emで,うす茶色の横長のソケットがL2キャッシュ用ソケットです。

L2ソケットにCrescendo/L2 G3 400MHz/512k/133MHz BG3-400-512を挿したところ。製品の添付書類には親切にも,PM4400/200については一切の記述はありませんでした。どの機種のインストレーションマニュアルにもソフトインストール後に電源を切って,ボードを挿すようにと書かれていましたが,得られた情報では機能拡張書類を抜いた場合にはL2キャッシュのみ働くとあり,逆に考えて,ハードウエアのみ先にインストールして,ソフトは後回しにしましたが,特に異変はありませんでした。時間的余裕ができてはじめてインストールしました。

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3.4 Internal HDD

内蔵ハードディスクはCPU, Memoryとともに早さを決める重要なコンポーネントである。

オリジナルの内臓ハードデスク。Quantum Fireball STとある。心配しながらも6年間無事に過ごした。

交換前にジャンパー・スイッチをチェック。4列の一番右に白いジャンパーが挿入してある。上は電源ケーブル。下はデータ用フラット・ケーブル(ATA-3)。

PM4400はHdd I/FはATA-3なので今となっては大分遅いが,廉価なWindowsマシーンのIDE規格のHddがそのまま使えるとあって,重宝する。新しくSeagateのST340015A 40GBを購入。仕様はI/FはATA/100, seek time 12.5 ms avg, speed 5400 rpm。色々調べたら2003年8月現在で何と5000円台で通販されていた。消費税,送料込みで7003円だった。納期は1週間程であった。

新旧比較。上が取り外したQuantumでマウント用の金具付き。下は購入したSeagate。ジャンパーはSlaveになっていた。金具はネジ4本をはずして付け替える。ジャンパーもセットしなおす。

Hddを取り外すと本体側の下に穴2個,側面に4つの爪がある。

Hddのマウント用金具は下に爪が2個,側面に4つの切り欠きがあり,本体下側の穴と側面の4つの爪にロックされる。Hddの取り外しは上に引っ張りあげる。ショックで本体側の金具も横に少しずれてしまうことがあるので,再マウント時に良くはめこんでおく。

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3.4' Internal HDD (2nd replacement)

2006年6月,内蔵ハードディスクのトラブルに見回れ,最も重要なデータ収納していたパーティションが認識できなくなった。それまで,正常終了できないこと多く,強制終了をかけてはDisk First Aidで修復してきたが,ついにDisk First Aidで修復不能となり,パーティションがマウントできなくなった。約1年分の作業の成果がパーになった。ショックが大きかった。

その後,バックアップを探したが半年分だけが回復できたに過ぎなかった。かろうじてマウントできる部分を使用し,エラーの起きている部分を「不使用」とすることで,だましながら2ヶ月使ったが,2006年9月についにまた異常発生!Disk First Aidで修復できないというメッセージが出た。このとき,まだ見えているうちに,他のhddにバックアップできた。以後,このhddを交換することにした。

SeagateのST340015A 40GBは,流体軸で静かだったが,熱に弱かったかもしれない。回転数5200rpmを選択したが,今度は記憶密度を下げて,Quantum Lct 08 LA08A011 (約8.4GB) ATA66/ 5400回転を新品で入手した。さすが,古いだけあって,騒音がひどい。

Quantum Lct 08 LA08A011 (8.4GB)

pm4400/200を取出した。

Hddを外した。

Left, Seagate ST340015A 40GB, Right, Quantum Lct 08 LA08A011 (8.4GB)

pm4400/200側のケーブル

Masterにセット

マウント終わり。


3.5 Riser Card -CSII and PCIs

Rizer Card

PM4400/200のライザーカードは2つのPCI Cardスロットと1つのCSIIカードスロットを持っています。

スロットは下から茶色のソケットのCS-II、クリーム色のA1、B1です。A1にはEther cardが挿してあります。

Cuda Switch

クーダスイッチは場所はDIMM RAMスロットの左にあります。いつも改造時に問題になります。私もあちこちの情報を見たのですが、結局はこれだろうと思われるものを触って、結果を確かめて、ようやくこれだと確証しました。たったの10円のスイッチが動く動かないに関わっています。

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E1; GeoPort Modem

Apple純正のGeoport Modemカード。通信速度は最大33kbpsであるが,通信にはCPUの機能を使うので,実際には遅い。いつもNetscapeで速度を見ているが数kBしか出ない。2kBとしてx8=16kbpsというところ。この電話モデムで6年も使用した。のちにオムロンの外付けを入手してわずか1週間程使用した。56kbpsだったが,5kB位出た。5x8=40kbpsというところ。早く買っておけばよかったなー。

CS-IIスロットの内臓モデム(GeoPort Modem)は2003年8月まで最後まで使っていました。外付けモデムに切り替えるため、はずしました。

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A1; FEther PCI-TXC for PCI Bus

10/100-Base-T Ethernet Card。近所の電器屋で購入したCorega FEther PCI-TXC for PCI Bus。850円+消費税。インターネットで調べたらカニさんチップ搭載のものならMacに使えるとあった。廉価なので冒険した。ただし,ちょっと古い情報なので,同じCorega製品でも私が購入したものは掲載されてない。

ドライバ(カードの拡張機能ファイル)はICメーカ提供のものをインターネットで入手。さらにパッチ当てる必要あり。インターネットでダウンロードしたファイルを展開するための解凍プログラムだけは往生し,過去の何冊かの雑誌付録のCDを家捜しし,いろいろ試してようやく解凍に漕ぎ着けた。日本語パッチプログラムもインターネット上にあったが,ダウンロードして実行すると爆弾マークが出て進まない。結局,ICメーカお勧めのオリジナルの説明文通り,パッチ当てるためのバイナリーエディタもインターネットで入手する必要があった。しかし,紹介されていたサイトは既に無し。検索したらエディタのソフト会社を見つけることができた。ダウンロードしたら使用には190ドル!かかると書いてある。いやーまいった。取りあえず,インストールしてみたら,Lite版はちゃんと「無料」とでてきた。あーびっくりした。そんな訳で,パッチは無事終了。

LAN Cardはライザーカードの下段のA1スロットに挿した。

まだADSLも契約できてない段階で挿した。テストはADSL開通後にするつもりだったが,前日に拡張ファイルもパッチを当てて用意したら,何とAppleシステムプロフィールを見たらカードのmac address(16進の機械語アドレス)が現れているではないか!カードを認識するのに成功していたのだ。これでほとんど成功疑い無し!案の定,ADSL開通時には何もせずともそのままインターネットが使えた。

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B1; Multi USB Port PCI Card Opti Dual Ports USB 1.1

Yahoo Auctionで購入した旧USB 1.1のPCIカード。中国製で,箱にだけメーカ名?SYBAがある。怪し気なメーカ。ドライバはApple純正をインターネットで入手。現状はMacOS8.5.1を使用しているのだが,ハードディスクの別のパーティションにOS8.6を準備し,Appleのドライバをインストールしたら,デジカメのデータ転送に使用できた。

USB Cardはライザーカードの最上段のB1スロットに挿した。CSIIカードは既に外してある。

本体裏面には上から順にUSB, Ether Cardとなった。最下段のCS-IIスロットには蓋をした。

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以下は現状を記録するため写真だけ撮ったもの。


3.7 Power Supply

特に気にしたことはないが,ずっと壊れなくて何よりである。

 

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3.8 Floppy Disc Adapter

フロッピー。三菱製のMF355F-3592MA。初期の製品は大きいファイルが読めない等の故障が多かったと聞くが,私のものが故障しているかどうかは不明。普通は読める。たばこを吸っていると一番気になるのが,このフロッピー装置の入り口のふた。ほこりと脂で汚くなり非常に心配になる。でも,大丈夫だった。いつしかPCの側にAiwa製の空気清浄機を置いて運転しているのだった。最近まで,富士フィルムのFlashpath FD-A2Bを使用していた。

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3.9 CDD

オリジナルの松下寿製CR-584-B。フロントパネルを外してCDD正面を見て初めて気付いたのが,オーディオ対応製品だったという事。イヤーフォンジャックやボリュームが付いている。改めてマニュアルを見てみると確かに音楽用CDが再生できるとある。私の頭では当時は不要な機能として分類しいつしか忘れてしまった。今歴史を調べてみてAppleが結構AVシリーズを販売していたことに改めて驚く。今度,CR-RWに取り替える計画ですでにユニットCW-7586-Bは購入してある。

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