ANTIQUE JAPANESE RADIO/日本の古いラジオ

written by Koji HAYASHI, Ibaraki JAPAN

Mini-Museum of Japanese Radios/日本のラジオのミニ博物館

VIII. Battery Tubes/電池管

35. Battery Type radio tubes/電池用ラジオ管
2V B tubes
1.3 V B tubes
2V/1.1V B tubes

35A. American Compatible

35E. Philips Compatible

35B. Japanese

Page 35B. Japanese Economic 2V and 1.1V series Battery Tubes/日本の2V,1.1V経済電池管

3rd Edition (2006.10.22)+(2007.10.28)+(2008.9.27)-(2011.1.8)-(2011.11.22)

HomePageVT/Radio_tube_35B.html


Japanese Original ST Tubes/日本独自のST管

2V Battery Econnomy Tubes
2V
1.1V Battery Econnomy Tubes
Triode
RF SCO Pentode
Power Pentode
1.1-1.3V; Multi-Purpose Triode
Power Pentode
Space Charge Grid Yetrode
Space Charge Grid Yetrode

UX-166

KOtron, Elevam, Don
UX-167 (2X-R3)

KO, Tou, Elvam
UY-169 (2Y-P6)

KO, Tou, Don
UY-169A
No sample
UX-166B

KOtron
UX-167B
No sample
UY-169B

HW


5. Battery Tubes for Portable Radio before WWII/

戦前のポータブル・ラジオ用電池管


Japanese Original ST Tubes/日本独自のST管

1931年頃から欧州Philipsの電池管が輸入され,ペントード旋風を巻き起こしたのは有名な話ですが,Philipsの「経済真空管」は大いに米国球を脅かし,国内でも交流電源用ペントードの国産化がなされただけでなく,省電力高性能の電池管も国内各社に大きな影響を与えました。東京電気マツダは米国の蓄電池2V電池管UX-230, 231などを国産化しましたが,1932年から1933-34年にPhilipsの1.5V乾電池用真空管A109, A141等を基にしてUX-109UX-110, UX-111,さらにUX-111Bを発表しました。これらは,宮田製作所エレバム,ドン真空管なども製造しました。

一方,米国の2V電池管はK.O.真空管は1934年頃に,米国2V電池管の改良を行い,(ST-14/45mm径)を日本標準の外形(ST-12/38mm径)に直したUX-166UX-167UY-169を開発し,東京電気の米国球に対抗しました。電気的特性は230系に類似していましたが,+B電池が67.5V〜45Vを想定していたようです。これらの球は民生用のラジオに活躍しました。ドン真空管やエレバム真空管など他のメーカも1935年頃には市販しています。また,1934-1935年頃にはそれを1.1V系に改良したUX-166BUX-167BUY-169Bも開発され,市販されました。さらにまた,1936年春に品川電機は低電圧電池球の新製品UX-K1, UX-2K, UY-K3という電池管シリーズの広告を出しました(ラジオ年鑑)。これはUX-166BUX-167BUY-169Bの改良球で,+B電池が45V以下の動作を想定したものだったようです。

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UX-166, UX-166B -Triode

UX-166は電池式受信機の検波増幅用の中増幅率3極管で,1934年頃,K.O.真空管(後の品川電機)が独自に開発した。K.O真空管の他,エレバム,ドン,ホリゾンが製造した。設計にあたり,従来の米国30に相当する電池用3極管だが,ラジオの検波管に特化して検波感度を高めるために,増幅率を9から30に引き上げた。このシリーズにはUX-166の他,高周波増幅用の5極管UY-167, 最終増幅5極管UY-169があった。ドン真空管やエレバムも作った。ドンのカタログには電池普及会認定品とあり,米国系の30, 31, 32, 33, 34シリーズと並んでいわば2V球の標準管であった。しかし,我が国で電池管ラジオが普及するのは1937-39年で,その頃,UX-166は使い辛かったらしい。メーカー製ラジオの使用例があまり見当たらない。1936年6月のMJ誌に,川松電気商会のホームラン775型交流直流用5球式では,167高周波2段,166検波,169増幅,12B整流とある。野地ラヂオ商会に電池式経済球スーパーヘテロダインのシャーシ(77号)が55円とある。166-167-166-167-167-169-169(B80V)とあり,166は2本使用され少なくとも1本は局発であろうと推定される。1937年4月の久保田無線のカタログには,携帯用受信機として直流型5球スーパーPR334があり,167-167-167-166-169のライン(B67.5V)で,166が検波に使用されている。しかし,以後のメーカー製ではUX-166は消え失せ,UX-167, UY-169と一緒に使われたのはなんとUX-30であった。UX-166が少々割高で,その割に検波出力は大きくなかったのかも知れない。

UX-166Bはフィラメント電圧を1.1V系,フィラメント電力を半分に改良した3極管で同じくK.O.真空管が1934-1935年頃に開発し,エレバム,ドン,ホリゾンが製造した。

なお,UX-166Aは1939年の真空管販売のカタログにK.O.真空管製として現れる名称で,タイプミスでなければ,存在していた品種かもしれない。UY-169A(こちらは実在していた)と同様にフィラメント電圧が2V系だが,フィラメント電力を半分に改良した3極管と思われる(規格不明)。

Price record of UX-166, UX-166B

UX-166

UX-166A

UX-166B

K.O.Tron

Horizon

Elevam

DON

K.O.Tron

K.O.Tron

Horizon

Elevam

DON

1935.1

no data

0.95

0.95

no data

1.14

1935.7

1.00

1.00

no data

1.20

1.20

1937.9

-

1.00

1.00

-

1.20

1.20

1939.1

-

1.00

1.10

1.10

-

1.20

1.30

1.30

1939.7

0.95

1.05

1.00

1.20

-

-

1.10

1940.1

1.20

-

1.40

-

1940.11

1.20

1.20

1.40

1.30

Specification of UX-166, UX-166B

Base

Outline

Ef V

If A

Eb V

Eg V

Ib mA

mu

rp kohm

gm

mA/V

pF

UX-30 (Matsuda '35.12.10) RG-10020

1:g, 2:p, 3:f, 4:f

ST-38/ D=38 mm, L=105 mm

2.0 (*1)

0.06

180

135

90

-13.5

-9

-4.5

3.1

3.0

2.5

9.3

10.3

10.3

11

0.9

0.9

0.85

UX-166 DON Radio Tube Catalogue 1938

1:f, 2:p, 3:g, 4:f (*2)

38, 107

2.0

0.06

67.5

67.5

45

0

-3

0

2.2

0.4

1.1

16

19

0.850

166 (大成)

2.0

0.06

67.5

2.0

16

18

0.900

166 ***

2.0

0.06

67.5

2.0

16

18

0.900

UX-166B Don Radio Tube Catalogue 1938

1:f, 2:p, 3:g, 4:f (*2)

38, 107

1.1

0.06

67.5

67.5

45

0

-3

0

0.8

0.22

0.3

16

37

0.430

166B ***

1.1

0.06

67.5

-

0.8

16

32

0.500

(*1) フィラメントが2.2Vを超えると非常に短寿命となる故フィラメント回路には必ず加減抵抗器を必要とする。

(*2) 1935年のピン番号と戦後1951年のピン番号は数え方(基準と方向)が異なるだけで同じもの。

***ラジオ技術教科書下巻, 日本放送協会, 1948.7

UX-166, UX-166B

For detector

Eb V

Eg V

Ib mA

Plate det (UX-166)

67.5

45

-3.5

-2

-

(UX-166B)

67.5

45

-1.5

0

-

Eb V

Rg Mohm

Cg pF

Grid det (UX-166, UX-166B)

45 to 67.5 max

2 to 6

250

グリッドの帰路はフィラメントの正端子に接続する

KOTron 166

166 K.O.Tron (刻K.O.Tron,ガラス印166,頭K.O.品川電機株式会社,桶G,十字マイカ,紙K.H.A.,bese f,p,g,f) 040326

[7dL]

K.O.Tron 166 (1936.8?)

KOTron UX166B

UX-166-B K.O.Tron (刻K.O.Tron,ガラス天(Sensitive Receiving Tube(KO)),,つぶれ桶G,円十字マイカ,紙K緑KOTron(KO)IF.,bese 1,2,3,4)- 060509 hashimoto (f断)

[7dL]

UX-166-B K.O.Tron (1934.6?), Filament is opened.

Elevam 166

166 ELEVAM (刻, ガラス印字166,天エレバムMSEヨシ, 十字マイカ, 皿G, 矢) x2 080404

[AeF]

Elevam 166

DON 166

166 DON (刻DON TUBE, ガラス印166,赤ルD(s16.4?), 小皿ペレット, 十字マイカ, base1234) 070804

[AeF]

DON 166

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UX-167/167 (2X-R3), UX-167B -SCO Pentode

UX-167は電池式受信機の高周波増幅用の5極管で,1934年頃,K.O.真空管(後の品川電機)が独自に開発した。K.O真空管の他,エレバム,ドン,ホリゾンが製造した。UX-167Bはフィラメント電圧を1.1V系,フィラメント電力を半分に改良した高周波増幅用の5極管で同じくK.O.真空管が1934-1935年頃に開発し,エレバム,ドン,ホリゾンが製造した。

UX-167は米国のSCO(シャープカットオフ)管32,あるいはRCO(リモートカットオフ)管34と比べてフィラメント電力は同じで,+B電池だけの省エネ版である。また外形はST12型と小型になった。米国32は4極管なのでダイナトロン特性のためプレート電圧を常にスクリーン電圧の2倍程度の領域で使用しなければならないという制限があるが,5極管の34は5極構造のためそのような使用制限は無く,ポータブルラジオでは+B電圧67.5Vの動作例を推奨していた。UX-167はSCO特性とし,gmを据え置き,45Vから67.5Vで動作するように米国34, 32よりもプレート電流を減らして省エネとした。米国の後継管の1A4-p, 1B4-pは5極構造であり,45Vから67.5Vで動作可能であり,外形もST12型だから,事情は同じである。ただし,低電圧動作ではUX-167が無理をしてgmを高めている分だけ有利かもしれない。

国内で戦前の一時期にポータブルラジオに使用された。1939年にはオーダ電池式受信機の報国2号の検波管(検波167,低周波2段30,169)に,報国3号の検波管(高周波167, 検波30,低周波2段30,169)に,報国4号の(スーパー)の混合,局発,IF増幅(167-167-167-検波30,低周波169)に,そして報国4号の高周波増幅,IF増幅,検波(167-1A6-167-167-169)に使用されている。また,UX-167Bもビオンポータブル新3号に167B-167B-169Bのラインで使用された。全てK.O.Tron製であった。1942年頃,日本真空管標準名称付与制度が発効しUX-167の名称として(規)2X-R3が与えられたが,使用せぬまま戦後廃止された。

Price record of UX-167, UX-167B

UX-167

UX-167B

K.O.Tron

Horizon

Elevam

DON

K.O.Tron

Horizon

Elevam

DON

1935.1

no data

1.90

1.90

no data

2.00

1935.7

2.00

2.00

no data

2.10

2.10

1937.9

-

2.00

2.00

-

2.10

2.10

1939.1

-

2.00

2.20

2.20

-

2.20

2.50

2.30

1939.7

2.00

2.10

2.10

-

-

2.30

1940.1

2.40

-

3.00

-

1940.11

2.40

2.30

3.00

2.50

Specification of UX-167, 167B

Base

Outline

Ef V

If A

Eb V

Esg V

Eg V

Ib mA

Isg mA

rp Mohm

mu

gm

mA/V

UX-32 (Matsuda '35.12.10) RG-10022

1:sg, 2:p, 3:f, 4:f, top=g

ST-45/ D=45 mm, L=122 mm

2.0 (*1)

0.06

180

135

67.5

-3

1.7

0.4

1.2

0.95

780

610

0.65

0.64

UX-34 (Matsuda '35.12.10) RG-10024

1:sg, 2:p, 3:f, 4:f, top=g

ST-45/ D=45 mm, L=122 mm

2.0 (*1)

0.06

180

135

67.5

67.5

-3

2.8

2.8

2.7

1.0

1.0

1.1

1.0

0.6

0.4

620

360

224

0.620

0.600

0.560

UX-1B4 (2X-R2)

(Matsuda'51)

JES-4A

1:f, 2:p, 3:g2, 4::g3+f-, top=g1

39

ST-38/ D=38 +/-1 mm, L=113 +/-5 mm

2.0

0.06

180 max

90

67.5 max

67.5

-3

-3

1.8

1.7

0.5

0.55

1.5

1.0

0.650

0.600

UX-167 DON Radio Tube Catalogue 1938

1:f, 2:p, 3:g2, 4:f, top=g (*2)

38, 115

2.0

0.06

67.5

67.5

67.5

45

67.5

67.5

67.5

45

0

-1.5

-3

0

1.5

0.75

0.3

0.8

0.3

0.1

0.0-

0.35

0.265

160

0.600

167 [2X-R3] ***

2.0

0.06

90

67.5

0

2.1

0.7

0.700

0.850

UX-167B DON Radio Tube Catalogue 1938

1:f, 2:p, 3:g2, 4:f, top=g (*2)

38, 115

1.1

0.06

67.5

67.5

67.5

45

67.5

67.5

67.5

45

0

-1.5

-3

0

1.0

0.55

0.22

0.52

0.2

0.04

0.0-

0.06

0.300

120

0.400

167B ***

1.1

0.06

67.5

67.5

-

1.2

0.375

150

0.400

(*1) フィラメントが2.2Vを超えると非常に短寿命となる故フィラメント回路には必ず加減抵抗器を必要とする。

(*2) 1935年のピン番号と戦後1951年のピン番号は数え方(基準と方向)が異なるだけで同じもの。

***ラジオ技術教科書下巻, 日本放送協会, 1948.7

K.O.Tron UX-167

UX-167 K.O.Tron (刻印K.O.TRON UX-167, base=1234, 紙K.O.TRON何消え。金網S, g2同電位。ガラスビーズ, ステム青6) Shioda

[0hK]

K.O.Tron UX-167

[7dL]

Top electrode of K.O.Tron UX-167

[7dL]

Bottom view of K.O.Tron UX-167

TOU

167 TOU (ガラス印<>, Releaf1234, L板ゲッタ, PK(s16.12?),)紙巻き除去040629,

167 TOU (ガラス印<167>,シールド筒上1/4のみ, QF(s17.6?), base1234) 070804

写真のみ トウ 167 マ17.10 tuda (Rt_35B)

[7dF]

Left K.O.Tron UX-167, Right Shinagawa Electric Tou 167 (Sample-1) PK(1941.12)

K.O.Tronの時代はUX-を付けたが,品川電機「トウ」の時代は「UX-」が付かなくなった。

[AeF]

[AeF]

Shinagawa Electric Tou 167 (Sample-2) QF(1942.6)

[2a3]

Shinagawa Electric Tou 167 (1942.10)/戦前の品川電機トウの167, Photograph (Takao Tsuda)

Elevam 167

167 ELEVAM (刻, 統制の証DE(4.5=S14.5?), MSEカマ) 070612

[7eF]

Elevam MSE 167 (ka-ma) in 1939?/統制の証DE(4.5=S14.5?)

[7eF]

Bottom view of Elevam MSE 167 (ka-ma)

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UY-169/169 (2Y-P6), UY-169A, UY-169B -Output Pentode

UY-169は電池式受信機の出力用の5極管で,1934年頃,K.O.真空管(後の品川電機)が独自に開発した。K.O真空管の他,エレバム,ドン,ホリゾンが製造した。UY-169は米国33と同様の回路で使えるようだ。1942年頃,日本真空管標準名称付与制度が発効しUY-169の名称として(規)2Y-P6が与えられたが,使用せぬまま戦後廃止された。UX-169Aはフィラメント電圧が2V系だが,フィラメント電力を半分に改良した出力管と思われる(規格不明)。K.O.真空管が1934-1935年頃に開発したが,他社は製造しなかった。UX-169Bはフィラメント電圧を1.1V系,フィラメント電力を半分に改良した出力管で同じくK.O.真空管が1934-1935年頃に開発し,エレバム,ドン,ホリゾンが製造した。

UY-169は米国の5極出力管33,その後継1F4とフィラメント電力は同じで,+B電池だけの省エネ版である。外形は33と同じST12型で,米国の後継1F4と比べると小型である。UX-167の電気的特性はUY-33と内部抵抗,gm,増幅率ともに類似しているが,フィラメント電力は1/2で出力も1/2と省エネ設計。UX-167Bはさらに1/2である。電池電圧は135Vや90Vが不要で45Vから67.5Vで動作するようプレート電流を減らして省エネとしている。だから電池の重さは1/2から1/4位にできるが,出力もそれに応じて目減りし,33が1.5W, 1F4でも0.3W取れるのに,UY-169は最大でも0.075Wとひ弱だ。国内で戦前の一時期にポータブルラジオに使用された。1939年にはオーダ電池式受信機の報国2号から報国5号(UX-167の項参照)の出力管に使用されている。また,UX-169Bもビオンポータブル新3号に167B-167B-169Bのラインで使用された。全てK.O.Tron製であった。

Price record of UY-169, UY-169A, UY-169B

UY-169

UY-169A

UY-169B

K.O.Tron

Horizon

Elevam

DON

K.O.Tron

Horizon

K.O.Tron

Horizon

Elevam

DON

1935.1

no data

1.50

1.50

no data

1.92

1935.7

1.60

1.60

1.70

1937.9

-

1.60

1.60

1.60

-

1.70

1.70

1939.1

-

1.60

1.80

1.80

-

1.80

2.20

2.20

1939.7

1.70

1.70

1.70

-

-

2.10

1940.1

2.00

-

2.40

-

1940.11

2.00

1.90

2.40

2.20

Specification of UY-169, 169B

Base

Outline

Ef V

If A

Eb V

Esg V

Eg V

Rk ohm

Ib mA

Isg mA

rp k ohm

gm

mA/V

RL k ohm

Po W

D %

mu

UY-33Matsuda '35.10

RG-10023

1;g2, 2;p, 3;f, 4;f, 5;g2

*f+f=g3

D=38 mm

L=105 mm

2.0 **

0.26

135 max

90

135 max

90

-13.5

-9.0

770

900

14.5

8.6

3

2

50

60

1.45

1.16

7

8.6

0.7

0.25

70

70

UY-1F4 Matsuda '51

JES-5A

1;f(+), 2;p, 3;g1, 4;g2, 5;f(-)+g3

48

ST45/ D=45+/-1 mm, L=112 +/-5 mm

2.0 dc

0.12

135

90

135

90

-4.5

-3

-

-

9

4.5

2.2

1.1

160

230

1.700

1.400

16

20

0.36

0.12

UY-169 DON Radio Tube Catalogue 1938

1;f, 2;p, 3;g1, 4;g2, 5;f*

*center =g3

38, 107

2.0

0.12

67.5

67.5

-6

800 to 500 *

6.0

1.3

55.5

1.08

7

0.075

60

169 [2Y-P6] ***

2.0

0.12

90

67.5

-8

9

-

45

1.200

0.15

UY-169A

UY-169B DON Radio Tube Catalogue 1938

1;f, 2;p, 3;g1, 4;g2, 5;f*

*center =g3

38, 107

1.1

0.12

67.5

67.5

-6

-

3.5

0.8

85

0.700

7

0.03

60

169B

1.1

0.12

67.5

67.5

-6

-

4.5

-

86.5

0.750

0.04

***ラジオ技術教科書下巻, 日本放送協会, 1948.7

KOTron UY-169

UY-169 KOTron(刻,天KO SENSITIVE Receiving Tube, ガラスビーズ,円盤マイカ、桶ゲッタ, Mフィラメント, 斜紙シール焼け(不明, S9?),PGCFF,ゲッタ炙り跡) 050208,

TOU 169

169 TOU (<>, Releaf12345,QB(s17.2?), 十字マイカ)紙巻き040629,

[7dF]

KOTron UY169 and Shinagawa-Electric Tou 169 in 1942? QB(s17.2?)

[7dF]

Top view of KOTron UY169 and Shinagawa-Electric Tou 169 in 1942? QB(s17.2?)

[7dF]

Base of Shinagawa-Electric Tou 169

[2a3]

Shinagawa Electric Tou 169/戦前の品川電機トウ 169, Photograph (Takao Tsuda)

DON 169

DON (ガラス印字169, 白ルD(s16.4?)、鉄pin, base12345) 070804

[AeF]

DON169 in 1941, (ルD) (s16.4?)

HW169B

169B HW(刻HWradio tube, 頭.H.W.Radio tube 169B, OF(S15.6?), 桶G, base1,2,3,4,5) 030813

[7dF]

HW169B in 1940?, OF(S15.6?)

[7dF]

Top view of HW169B in 1940?, OF(S15.6?)

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