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No sample6146A |
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Miniature |
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Not yet 2B39 |
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5763は1950.8 RCA, フィラメント型は5618, 6417-1957.7 RCA
1955, 東芝。
Left Toshiba 5763(Last Model of Toshiba Hi-S for Communications and Instrument, Brown Print Ages), Right two, RCA 5763 (58-xx, 1958)
RCA製は灰プレート,角型ゲッタ(変わっているのは異なる大きさのゲッタを持つことで,小型+中型各1)。いずれも中古,左よりgm=50, 45, 47>35。中央のRCA製は以前,計測中誤ってプレートを赤熱させ,ゲッタが退化してしまったが復帰した。
5763s, Toshiba-Matsuda Early-Model for Communications, 8K in Nov 1958, and Last Model 5K03 in Last 1960s.
初期の東芝マツダ[通信用]5763(8K 1958年11月), 後期の東芝通測用Hi-S 5763 [5K03](1960年代後半)。いずれも新品,未計測。
初期モデルは黒色光沢プレート(形状はRCAと同じ6CL6に類似),角ゲッタ,g1,g2支持棒は赤茶色,g3は金属色の4本の棒のみ,上部マイカでM型に折り曲げ,下部では4本とも切りっぱなし。コイルヒータ。
後期モデルはプレートは灰色の酸化アルミ被覆鉄にみえる(形状は6EM5に類似),g3支柱は下部でM型に折り曲げ,上部で解放端の2本を金属片で結び,他の2本をリング・ゲッタ支柱で結んで,機械的に堅牢にしている。コイル・ヒータ。
6293/2B46P
-6883(12.6V)-7212(vib)-7357(26.5V)
6146は1952年1月にRCAが広告を掲載。6883-(12.6V版)1957年.7 RCA, 7212-(mobile振動規格)1960年, 7357-(26.5V版)1961年頃。6159(26.5V)/6159A/6159B, 6883A/6883B, 8552(12.6V), 7358(6.3), 7607(6.3/1.6), 8032(13.5V), 8298(6.75)/ 8298A(6.3)
ゲッタは下部に充填棒2本付きの長い馬蹄形1個。膜は薄く残っているだけ。中古,未計測。
2B46は国内互換管。1955-56年頃東芝が製造。2B46Pはパルス版。
1960年代前半か?プレートはニッケルの燻銀というところ。角ゲッタが電極下部に2個。中古。左gm=64>35, 右gm=65>35でほとんど新品の値。しかし,右側は少しkhショートを示す。
プレートは黒色光沢に変わり,ベースも黒色モールドとなった。ゲッタはドーナツ型。ハムフェアのジャンク屋で購入したもの。シェルは綺麗だが磨いたに違いない。gm=48>35。かなり使い込んだ球。
プレートは黒化光沢。ドーナツ・ゲッタ2個。黒色ベークライト。職場のゴミ箱で拾ったジャンク。gm=50>35。
6146AはSylvania, 1961-1962, RCAは1963に広告
6146Bは1963.11に。6146B/8298Aという番号も。6146Bは1965.10 Sylvania ECG, Hi-con Plate(Cupper+Ni)
1970年代後半から80年代), 左はgm=64, 右はややガラス管長短い。gm=70。6146と比べると,プレート放熱フィンの面積が増加しプレート損失が増えた。また,プレート・サイドの滑らかな曲面が3面折り曲げに変わった。マイカ板の形状が民生品と同じ長方楕円となりサイドはギザギザがついてガラス面と直接接触させて電極支持するように変わった。ゲッタはドーナツ型で位置も変更しプレート・サイドに1つある。シェルはジャンボサイズではあるが,モールド・ベースは普通サイズとなり,金属製シェルの形状が下部で絞り込んだものに変わった。新品か中古か不明。廃棄物のもらいもの。
(274N-P, 1970年代後半から80年代)の箱(32L4R/RCA Electro-Optics and Devices)。中は発泡スチロールのシートで単に包んでいるだけ。
6146の26.5V版,航空機用。解説はTX_Tubeのページに既に記載しています。ここではサンプルのみご覧下さい。
Tung-Sol 6159. 上記は米海軍用である。プレートは黒化ニッケルで,電極上部のサポートはガラス管壁に板バネ8点支持の堅牢型である。
S2001は米国6146系の民生用廉価版で松下電器産業/松下通信工業が1965年に開発した。ここではオリジナルS2001とその特殊版S2001Mを紹介しよう。
S2001はナショナルのロゴ,プレートはアルミ被覆鉄。ガラス頭は4つの継ぎ目がある。2枚のプレート板の継ぎ目(フィン部)はスポット溶接である。電極上部のマイカ板は円形で,特にガラス管面への支持はない。
S2001Mは国際版三松葉ロゴで,プレートは黒化ニッケルである。ガラス頭は継ぎ目無しである。2枚のプレート板の継ぎ目(フィン部)は内側が5点,外側が3点の計8点のスポット溶接してある。電極上部のマイカ板は4本の金属棒によりガラス管面に支持している。ベースシェルには金属板が張り巡らされている。外形はまるで同社の2B46/6146と同じに見える。重さも重い。
S2001Aは松下1970頃。
民生用送信管。電極支持は下部マイカ板と上部のトップ・プレートのリード線のみで振動には弱いかも。プレート放熱フィンは6146程度の大きさを持つ。ゲッターはドーナツ型2個が下部にある。ベース・シェルは全ベーク製のジャンボ・シェルでコスト低減を図っている。この球新品。未計測。
箱。送信管なので業務用の箱?。中身は発泡スチロールのパックとなっている。
松下,直熱,1966以前, 8042-1961/2-Amperex
GEが1963年(11)に開発したモービル用コンパクトロン・ビーム送信管。
13.5V, 0.58A, 12EU, 12-56, Ebmax750V/Pbmax35W, 250V/3.0W,
(A class) 200V, 125V, -20V, 125mA, 4.5mA, 7.3mA/V
(C class) 450V, 200V, -60V, 180mA, 12mA, Po=46W
1977年製。Left; 中央に見えるのはG3ビーム・プレート(シールド)電極。両サイドはプレートと放熱フィン。Right; プレート放熱フィンの正面。これ,中古。
S2002は松下が1975年に開発したアマチュア無線(SSB)用の送信管。送信管とはいうが業務用ではなくアマチュア用にコストの面で有利な民生品種規格(規格がラフ)の球として開発した模様。TVの水平偏向出力管が基になっているといわれているが,実物を見ると電極構造は同社が主力製品として1968年頃から製造していた大型カラーTV管PL509/40KG6Aそのもの。ただし,SSB機の日本標準となっていた6JS6A系との互換性を持たせるため,ガラス管長をやや短くし,ベースをマグノーバルからコンパクトロンに変更し,ピン配置も同じにしている。縦寸が短いので大型のスクリーン・グリッド・フィンは削除し,またトップ・キャップの引き出し方はS2001や6146と同じにしている。電気的特性は,PL509/40KG6Aがヒータ12Wに対し,6.3x2=12.6Wとほぼ同じ。0.6Wの差は欧州系のヒータ効率の違いで説明できる。6JS6A系に比べると10%程度小さい。ガラス容器が小型化し,スクリーン・放熱フィンも無いのでプレート損失がやや小さくなった。Eb-Ib曲線などがどう変わったかは不明。しかし,電気的特性も互換性があるという。
何故,1975年という遅い段階でいまさらのように新型管を開発したのか?国内では1972年からTVは全面的にトランジスタに切り替えられ,それまで国内でアマチュア無線用に6JS6A/C系を供給していた管球会社(東芝,NECなど)は輸出用のみの製造を行ってきたが,1975年頃には製造の打ち切りを決め,国内需要は最後の注文生産の段階だったらしい。松下はS2001をトリオ(現ケンウッド)のために開発し,長年にわたり供給してきた実績を持つし,またその頃アマチュア無線の自社ブランド機器の販売を行っていたが,TV用水平偏向出力管を好んで用いた八重洲無線は松下の球が欧州系ということもあり採用していなかった。そこで,最後の仕事を作る(管球部門の延命を図る?)ために6JS6系と互換のある球を製造し販売することにしたと想像できる。あくまでも想像である。しかし,八重洲無線は東芝が製造を打ち切った後,NEC製に切り替え,最後に送信管に切り替えた。結局,S2002は需要が無く,松下の自社ブランドのトランシーバーRJX1011に採用された(あるいは消化試合)に留まった。
CQ hamradio 1975.6, p.323 技術展望に規格が掲載されている模様。
高周波電力増幅・傍熱形ビーム管
Eh=6.3V, Ih=2A, Cin=36pF,Cout=18pF, Cpg=0.7pF, gm=17mu
最大定格
Ep=700V, Pp=30W, Ikmax=0.5A, Esg=275V, Psg=7W, Eh-k=250V
最大管壁温度300℃
1976年製。プレートはキャビトラップ型。サンドウィッチされている内部サブ・プレート・フィンもPL509/40KG6Aと同じ。
往年の松下の真空管の箱と異なり,見る影もない。松下電器産業のナショナル・ラジオ・パーツの段ボール箱に詰め込まれている。定価3550円。
S2003は松下電器産業/松下通信工業が1975年に開発した民生用送信管。同時期に開発されたコンパクトロン版S2002のGT板である。内容は水平偏向出力管40KG6A/PL509の送信管転用第2弾である。背が高く,重い。これは民生用というよりは歴とした送信管である。当時,短波用のリニヤーアンプ球は入手し辛い状況になり,開発された模様。この球を使用した製品は知らない。
球にはCES ET-21送信管試験法によるデータシートが添付され,1975年5月23日の日付け入り。C級20MHzで55W出る。寿命の終点はPo=40W, 1000hとある。
(Max) Ef5.7-6.9V, Eb=600Vdc, Ec3=50Vdc, Ec2=275V, Ik=550mA, Ikpeak=1000mA, Pb45W, Psg9W, Ehk150V, Tbulb=250degC
Ef6.3V, If2.0A,
(Test) Eb200V, Esg110V, Eg-21.5V, Ib100mA, Isg1.5mA, gm14.5mA/V, mu3.7
Cgp=0.7pF, Cin=38pF, Cout=18pF
(C) Eb600V, Esg100V, Eg60V, Rg=30kohm, Ig=1.8mA, Ib170mA, Isg5mA, Po55W, f=20MHz
(C) Eb450V, Esg110V, Eg60V, Rg=30kohm, Ig=1.8mA, Ib200mA, Isg10mA, Po=48W