ANTIQUE JAPANESE RADIO/日本の古いラジオ

written by Koji HAYASHI, Ibaraki JAPAN

Mini-Museum of Japanese Radios/日本のラジオのミニ博物館

Page 7 Exhibition and Articles of Tube Collections/真空管コレクションの展覧会と書き物

Visit to Foreign Exhibition/展覧会を訪ねる & Rare Tube Collection/珍しい球の収集

Deutsches Museum

EAA Air Adventure Museum

Tsujino Collection

Miyashita Collection


-EAA Air Adventure Museum-

Japanese Millitary Type1 Air3 Demand Radio Transceiver(1943)/

一式空三号隊内無線電話機

2nd Edition (2006.12.4)

Hiroshi SAKAI, Tokyo Japan/東京都 酒井 洋

(Hiroshi SAKAI/酒井洋) c/o Radiomann

Omni/SakaiTokyo/1ShikiKu3.html



ミルウォーキーを旅行した際に、航空博物館で発見しました 松下無線の昭和18年製、一式空三号隊内無線電話機の写真をご紹介しましょう。この博物館は、

EAA Air Adventure Museum

www.eaa.org

P.O.Box 3086 Oshkosh, WI 54903

私も実はこの無線機について知らないのですが、松下という名前ときれいに保存されている姿に、思わず撮ってしまったというところです。撮影は館員さんが”まったく問題ないよ”と言ってくれたました。

[正面]パネルの銘板から一式空三号隊内無線電話xx,送受信機,松下無線株式会社製であることがわかります。

[内部]左側ブロックには,戦時中日本無線(JRC)が開発した万能管 FM2A-05Aが4本鎮座している姿が見えます。ガラス管は左ブロックに1本,右ブロックに2本見えます。ともにガラス管はT管(ストレート型)でありますが,右側は箱型のグリッド放熱フィンがありますが,左のブロックの球にはありません。右ブロックの2本はUY-807系のT管シングル・エンド型のFZ-064A(UZ-807SA)かもしれません。左の1本は何でしょう?

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(c)2000-2002, 2006 Hiroshi SAKAI and Koji HAYASHI, All rights are reserved.
1st edition (2000.2.09)+(2000.3.29), (2006.7.18)