HomePageAudio/My_Amp_3.html

ANTIQUE JAPANESE RADIO/日本の古いラジオ

written by Koji HAYASHI, Ibaraki JAPAN

Mini-Museum of Japanese Radios/日本のラジオのミニ博物館

1) SANSUI HF-V60
2) SANSUI SM-12A
3) Original 6Z-P1 Three-Pallarel Single
4) Original 6Z-P1 Single

分解したオーディオ管


3) Failure of Original 6Z-P1 Three Parallel Single Power Amplifier in 1983/オリジナル6Z-P1の3パラ・シングルの失敗(1984年)

(1998.3.5)+(1998.4.13)+(1998.8.23), (2002.11.23)

[Photo 3-1] 6Z-P1 Three Parallel Single Power Amplifier with UZ-6C6 Driver and 84/6Z4 Rectifier/

6Z-P1x3シングル・アンプ。ドライバーはUZ-6C6,整流管は米国84/6Z4。

Gallery on Audio Tube Amplifiers/私の真空管アンプに戻る

 


2つの反省のもとに次のアンプを作った。(1)メーカ製の修理はつまらない。(2)トランス類が悪くてはさまにならない。

Beat/唸る

そこで,奮発してタンゴのU808を購入してきたのだ。しかし,ここでも実は完全にリッチにはなりきれず,貧乏性のためにジャンクのチョークを使い,見事に失敗してしまった。パービアンスの高い84/6Z4を用いたので電圧調整のため,整流回路をチョーク入力型にした。ところが古いチョーク・トランスでは唸るのだ。脈流に耐えられないと。

それだけではない。このアンプには数々の失敗が詰まっている。

Jump to TOP

Roll/転がる

GT管もMT管もあるから次はST管にしよう。ST管アンプは格好が良いが,このように球とトランスを並べるとひっくりかえる。シャーシにはゴム足が4つある。机の上では大丈夫だが,重心が偏っているため車のトランクに積み込んで走るとごろごろ転がるのである。

Jump to TOP

Blocked A Tube Top and Oscilate/頭が支える,発振する

ドライブ段は手頃な球がなく,しかたなしに昔のラジオから取り出したマツダの6C6を使った。これがいけない。まず,作った後にボンネットに頭が支えた。急遽,ソケットにスペーサを入れるはめになった。6C6は恐れた通り,発振した。シールド・ケースと一緒に使うのが定石になっているのだ。知ってはいても手持ちのラジオのジャンクは不揃いで,当時秋葉原ではわずかに富士商会で破格の2,000円で売っていたが,とても買える値段ではなかった。例え買ったとしても,頭がつかえては入らない。結局,手でシールド缶を抑えながら発振を止めて測定を行った。6C6の代替缶としては同等の特性を持つシールド付きのメタル管6J7しかないだろう。これにはソケットも変更しなければならない。

 

[Photo 3-2] Inside View

Jump to TOP

Measurement/測定

通常の出力の線形性の他,今回は歪み計のキットを入手し,手始めに測定しました。

グラフは整備できしだい,紹介しましょう。

Jump to TOP

Problem/問題点

Jump to TOP

(c)1998-2002 Koji HAYASHI All rights are reserved.