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Short Wave Super/短波付スーパー | ||
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C(29). Homemade (Public Type-2A Receiver) in 1946-1948/自作国民型2号A受信機, ('97.3.8) |
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C(45). Televian R-48 (Public Type-4B Receiver) in 1948/テレビアンR-48 (国民型4号B受信機), ('97.11.4) |
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C(143) Anritsu Alpha A-100 in 1947/アンリツ アルファA100, ('01.4.19) |
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C(63). Clarion (Public Type-4B Receiver) in 1948/クラリオン国民型4号B受信機, ('98.6.28), ['98.7.12], ['99.5.5] |
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Y(163) Box of Toshiba ZS-1005B? in 1947/東芝 ZS-1005B?の箱, ('02.5.23)[.'02.8.3] |
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もう1つの高1ラジオを紹介しましょう。これはキットによる自作品で,キャビネットは無名,シャーシはアルミ製です。回路がまさに国民型2号A受信機に相当する訳です。
キャビ・デザインは正面パネルと左側面の部分にR付きなのが凝っている点。ダイヤルは角窓扇形でキャビ右,SPはキャビ左に配置。3つのツマミは三角型に配置。塗装は白木にニス塗りで,キャビ下側に赤茶色のストライプ。上もそうだった可能性もある。基本的に戦前の並4と変らないが,周波数レンジが戦後。さらに,作りは悪く,正面パネルの接合には細径の頭なしクギを使っている点は手抜き,といった点は終戦後の作品である。
C3 29 97.3.18 4k Homemade(日立)国民2号 46- WB ST-4高1再生 ☆△■△▲○ ------------------------------------------------------------- 形式:国民2号型(自作)高1ラジオ キャビネット:木製箱型。左スピーカ・グリル サイズ:398H,182d,245(230), 周波数:550-1600kc(目盛) ダイヤル:角窓扇型。 ツマミ:3点式 (1左)SW付きVR, (2中央)同調VC, (3右)再生VC 端子:(A,A,E) (部品構成) 真空管:
SP:STAR(YWC)印 8"-マグSP VC:FVC製,減速付き,直結 PT:無名 Chem: 角型ブリキ箱入りToken Co.,Electrolytic Condenser 350 TV, 250 WV 張紙:口出線別 6μF(紺),4μF(赤),1μF(紫),0.5μF(黄) ダイヤル:スタンダード550-1600,シールドケース:(6D6用上半分,6C6用蓋付き) (現状) キャビネット:塗装はもともと白木にほとんど着色なしの薄いニス塗で元々が丈夫とは言い難いが,汚れ(天井),ひび割れ(正面パネル),欠落(スピーカ・グリルの一部のベニヤ第1層),糊の剥がれ(正面パネルのベニヤ第1層,左側面の下部)が目立ち,分解するのは時間の問題。 電気機械:シャーシ上に深刻な鉄錆はないが,アルミ・シャーシは腐食し,バリコンなどは全面赤サビが出ている。シャーシはキャビにネジ留めされていない。ACケーブル・ゴム・ブッシュは切れている。電気回路ではACケーブルは綿線にビニール・コードが継足してある。回路は動作品だったそうだが,どこか故障している可能性がある。 (欠品) ・裏板(紛失) パネル外観やや悪い,錆なし,ACケーブル付き(つなぎ有り),プラグ新しい,ANT端子新しい? |
安立電氣が1947年に作ったアルファ国民2号A型受信機。電波科学(1947.2)に掲載された同社のA-100の解説記事の回路図では出力管がUZ-42または6Z-P1と表示されている。別の資料にUY-47Bという記事もあるが誤りか?ラジオの箱の底に貼り付けられている変色して良く見えない回路図にもUZ-42または6Z-P1となっていた。Yahooオークションで写真が良く見えないラジオを見つけた。トランスが無いとの記事があり,トランスレスかもしれないと購入したが,はずれだった。でも,楽しむことができる。
Fig.143(a) ツマミは4つとも紛失していた。ツマミは中央上は同調,下3つは左より,電源スイッチ,再生,音量。音量調整は高周波段のカソード電位に+Bをかける方式。
Fig.143(b) inside view. Power transformer was lost./シャーシが実にペラペラで戦後の物資不足を物語る。ネジを使わない構造。パワートランスが紛失している。底に今となっては見えない回路図(青焼きではないか?)が貼り付けてある。裏板紛失。
Tube;
Speaker; Magnetic Speaker, LM2型 PT; 紛失しているパワートランスの規格は,1次: 100, 90, 0, 2次: +B;220V-30mA, 6.3V-1.4A, 5V-0.5Aである。何故,UZ-77に替えられたのかは分からない。 |
[New.'02.8.3] 東芝が戦後製造した国民形ラジオの箱である。中身は無い。本当は戦前の箱かと思って買ってみたのだが,戦後だった。それでも縦型の国民ラジオは珍しい。Yahooオークションで入手。
内部に貼り紙が残っており,貼り紙は,実は相当朽ち果てていて,肝心なところが読めない。真空管配置図と回路図の双方が互いに補いあって,国民2号A型(4球高1)受信機だと判明。真空管は,UZ-6C6, UZ-6C6, 6Z-P1, KX-12Fなのだと分かる。型番は電波科学47.3に国民2号A型ZS-1005Bが新認定受信機(認定番号11139)としてリストアップされており,本機はそれに最も近い存在と思われる。ただし,真空管構成が少し異なる。記事では高周波増幅にUZ-6D6と記されているが,本機はUZ-6C6である。
CD 1007 114955
このラジオはテレビアンで有名な山中電機が製造した高1ラジオです。銘板に形式試験合格番号があり,合格証もキャビネット側面にあるので戦後の製品と分かります。回路からすると国民4号Bに相当します。しかし,肝心の高周波回路はコイルもVCも後の規格のものに置き換えられているようで,またスピーカもオリジナルでないかも知れません。
C4 45 97.B.04 10k テレビアンR-48 48 WB ST-4高1再生 □□■□▲■ Ser. 49xx,銘板あり,真空管配置図あり(破損),回路図なし。 仕様:テレビアンR-48号受信機
ツマミ:(1)電源,(2)再生,(3)同調,(4)感度 サイズ:360Wx226Hx186D 真空管:
VC:ヨシナガ(後からのもの?) SP:PD65KP NOBLE Teikoku Tsushin Tokyo Japan(受信機用免税品) Chem:オリジナルは四角,今は円筒2625114 (状態) 発見時,キャビネット内部はゴミと砂とホコリの堆積物。キャビネットは少し虫食いあり。変形と剥がれあり,裏板なし。ツマミ1個はオリジナルでない。シャーシ上はやや錆,PTは赤錆,球用円筒アルミ・シールドは白錆。ACコード断,SPケーブルはビニール。 ケミコンは交換されている。球は12Fが明らかに交換されているが,UZ-6C6も交換部品かもしれない。コイルとVCは交換した?(新放送帯(540-1600kc)に対応させるため?)。VCはローターが6D6と接触しそうな程近接している。スピーカも交換した? |
[99.5.5] 帝国電波製の戦後版高1受信機。このラジオはもともと逓信省型式試験合格証237?が付いた高1ラジオだった。1948年2月から7月の間に製造されたものであることが分かる。
始めはてっきり5球スーパと思っていた。内容は6Z-P1,KX-12Fを使用した普及型スーパになっている。しかし,型式認定の時代では,球もUt-6A7や6Z-DH3で,放送周波数は530-1500kc,IFTも463kcという極初期のスーパだったに違いない,中身を見るとSTARのコイルやIFTが使用されているから,いつか改造したのだろう,と思っていた。
ところが,2週間もたって改めて調べてみると,オリジナルは何と高1ラジオだったらしい。良く見るとダイヤルは戦前から踏襲された無味乾燥の0-100表示。シャーシ内部にはどこにも繋がらない再生バリコンまであった。
この時代はスーパーに移り変わるとき。だから,買ってしばらくすると不満が募り,近所のラジオ通に改造を依頼したものなのだろう。どうりで,バリコンの羽が6Z-P1のガラス管を擦っているハズだ。スピーカも交換の痕がある。クラリオンは前年の1947年の始めには国民1号(NHK新認定番号11142),国民2号(NHK新認定番号11143)を作っていたはず。これは局型123号の戦後版だ。その後,トランス付きに転じた。それが,このシリーズだったに違いない。
オリジナルはトランス付き高1ラジオ,UZ-6D6,UZ-6C6,6Z-P1,KX12Fらしい。
C(63) 98.6.28 5k clarion? 48 WB ST-4高1再生 ----------------------------------------- 逓信省形式試験合格_...37 AC 85V/100V サイズ:440w,260h,180d ツマミ:(1)電源,(2)再生,(3)同調,(4)音量 残されている真空管
VC F.S. 再生VC F.S. IFT STAR type A4,B4 Coil STAR, Pading C=STAR? SP Super Accura Tone, Nissei PDS, Nippon Electrical Instrument, Tokai Brdg., Iriarai Otaku Tokyo. |