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Short Wave Super/短波付スーパー | ||
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FG(197) Toshiba Matsuda All wave super ZS-1007 in 1949/東芝マツダ全波スーパーZS-1007, ('04.08.25) |
東芝が東京芝浦電気と名乗った戦後直ぐの全波スーパーラジオ。戦後解放された短波を聴くために新作のGT管を使った。東芝は当時雑誌で「我が国で初めてのGT管スーパー」と紹介したが,日本無線JRCが先に作っているので,2番煎じである。米国互換GT管を製造する前の日本独自のGT管が使われている意味で大変珍しい。
1947年にはオールウェーブとして日本無線JRCR103(3bans,RF1,IF2,GT7球), 日本通信工業日通1号(2bans,RF1,IF1,ST7球),松下電器産業8A-1(4 bands,RF1,IF1,ST8球),原口無線キャラバン643B(3bans,RF1,IF1,ST7球), 日立製作所TTA-71(3bans,RF1,IF1,ST7球),
東洋通信機RS-53, RS-61(2bans,IF1,ST6球),日本電気NEC RA-110A, RA-111(2bans,IF1,ST6球),コロンビアRA-61(2bans,IF1,ST6球)などがあった。こんな中で東芝の2bans5球スーパーは日本電気A-110Aに似たものであるがGT管を使用している点で特異な存在だったかもしれない。
12G-C5, 12G-R6, 12G-DH3, 30G-P9, 30G-K5。球は全て米国型GT管に交換されていた。
12SA7-GT(TEN IK2)-JAN-CKR-12SH7/VT-288-12C8(Philips)-35L6GT(Matsuda)-35Z5GT(TEN 5A5K)