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F(156) Matsushita National Rader Super BL265 in 1955/松下 BL265レーダースーパー, ('02.1.16) |
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F184 Matsushita-National CM-630 Rader Super II in 1956/松下ナショナル CM-630, ('03.9.12), |
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F(9) National CM-615 in 1956/松下電器ナショナル CM-615, ('90.9.y) |
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F(131) Matsushita National BL280in 1957/松下 BL280 , ('00.11.23) |
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F(172)=F(9) National CM-615 in 1956 Part2/松下電器ナショナル CM-615 その2, ('02.9.22), |
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F(22) Nanaora NRC NR-6M-36 in 1957?/七欧通信機ナナオラNR-6M-36, ('96.11.3) |
ヒータ電圧6.3Vのミニアチュア管を用いた標準型5球スーパです。電源トランスを搭載しています。標準型は高級なので1955年頃から全ての機種がマジックアイを搭載するようになりました。キャビネットは木製の大型ラジオが多いので,一見,昔のST管時代の標準型5球スーパから単に真空管を置き換えただけに見えます。しかし,ちゃんとした音響設計を心がけ,Hi-Fiが売り物になっています。かなりな高級機となりました。
松下電器の「マジック指針付きレーダースーパー」という名称のラジオ。Hi-Hi向けである。マジックアイ,トランス付きの6球スーパ。球の構成は6BE6-6BD6-6AV6-6AR5-6X4-6E5Pである。このラジオの名称から分かるように,扇形のダイヤルはレーダーのようにスィープし指針が光るはずなのである。指針は縦長のマジックアイ6E5-P/6M-E4でその名も「マジック・フィンガー」と呼ばれる。
松下電器の回路図付きパンフレットのコピーを人からもらい,マジック・フィンガーの魅力もあって本体を探していたのであるが,実物が届いてビックリ。もっと小さいものを想像していたが,実に巨大であった。京都府,辻野泰忠氏寄贈。
本ラジオは1955年4月まではIFが6BD6であったが,5月以降マイナーチェンジが施され,6BA6に変わった。どうやら1955年3月の製品のようだ。
面白いラジオではあるが,欠点はマジックアイの寿命が短いこと。購入後しばらく経つとレーダーの命である緑色の蛍光が弱くなり光らなくなったに違いない。ユーザーは不満だったことだろう。松下は以来マジックフィンガーの使用を止めた。
From Left, (1) Select SW(Phono, Radio, Power), (2) Volume, (3)Tune, ダイヤルの駆動比(減速比)7.5:1, 180deg
木製キャビネットにベニア化粧板とプラスティック板を装着したデザインであるが,ぎこちなく初期のもの。ベニア板は劣化し剥がれてくるので情けない。真空管は交換されている。
Ser.006854
SP 7P-51R, 7k 3.5ohm Frame 02 553
6BE6 (A1 NL) ...1958 mnopq
6BD6 (無印)
6AV6 (1F) ... 1961
6AR5 (04 HD) ..
6X4 (無印ドーナツゲッタ) ... 1960s
マジック・フィンガー6E5-Pの指針。現在はエミ減(蛍光膜の退化)であり,同調すると僅かに緑色がゆらゆらする。
Speakerは7インチの7P-51。がらんとしたキャビネットはHi-Fiラジオの特長である。昔のUZ-42と同じ出力を出すのにしてもミニアチュア管を使用しているから,シャーシはコンパクトになる。上部パイロットランプのケーブル緑黄色は絶縁体が風化しぼろぼろに劣化している。
発振コイルはコア入りでトラッキングのためにはシャーシ上部からネジで調整。IFTは当然ながら下部はシャーシを引き出さないと調整はできない。
松下電器産業ナショナルのレーダー・スーパー,マジックフィンガー6M-E4を使用したラジオ第2弾。内尾さんのWebページ「ラジオ工房」で紹介され既に有名なラジオ。このコレクションはマジックアイのコレクターでもある京都府相楽郡の辻野さんから御寄贈いただいたもの。本機は6.3Vヒータ線の痛みが酷く,またマジックアイは光らなかった。
時代は1956年で,卓上型ラジオはミニアチュア管となり,小型のものはトランスレスになる時代で,また大形のものはHi-Fiを売る時代であった。このラジオはHi-Fiの走りで,出力管6AR5を用いたトランス付きモデル,キャビネットもでかい。
マジックフィンガーは第1号のモデルでは回転ダイヤルの指針に使われたが,第2号の本モデルでは横行ダイヤルの指針として使われた。
問題のマジックフィンガーは東洋無線の開発によるものだが,デビュー時には在来種に改良を記す文字を付加した日本の伝統的な名称6E5-Pであったが,この頃にはJIS名も登録され,回路図には6M-E4/6E5-Pと並記されている。
50年代後半の標準型。天井に銀紙ソケット付き。裏板に「世界レベルの」ナショナル真空管マーク。
(現状)外観良,錆びなし,PL線ひび割れ(3系統),VC固定白ゴム溶融,ツマミ1個なし
F1 9 1990 @F ナショナル CM-615 1956 Wood MT-5S E □□□▲ 松下電器産業 MT6球スーパアイ付き Serial No.014341 右側面注意書きRC-186D&L,左側面回路図付きRC186W, 90-100-110V,48VA,Po2.4W(2W),60μv/50mW &-05160 キャビネット:木製箱型。塗装は黒ラッカー?。プラスティックのお面。 サイズ:295H,510W,190D, 周波数:535-1650 ダイヤル:横スライド ツマミ:(1)PoSW-2-3 (2)VOL (3)tune 端子:(A,E)穴,(PU)2p端子 真空管:
(部品)
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松下ナショナル製のマジックアイ付きミニアチュア管標準型ラジオ。既に同型を所有しているが,1台目は保存状態が良いがツマミがない。地元の骨董市で見かけて入手。ツマミが1つだけ付いた状態だったので,ツマミだけ売ってくれるかと聞いたところ,中に他のもツマミがあるよと言われて覗くと,ローゼット式のツマミが4つ入っていたので,補修用にまとめて買ってきた。だから同じものが2台になってしまった。本モデルは,以前に1956年製と紹介しているが,実際は1955年4月以降の製品で,2号機は製造番号がやや若く,部品が1955年11月製と1955年末の製品であった。
Tubes: from left, 6BE6(NEC), 6BD6(NEC), 6AV6(Matsushita), 6X4 and 6AR5/6BD6は何故か真空漏れしている。鉄部の赤錆を除く保存状態は1号機と似たもので,バリコンの防振ゴム(白)は融け出している。また,6.3Vヒータ線(緑,黄色)は絶縁材が硬化し,全体的にぼろぼろであるから通電はしない方が良い。
Ser. 002828
SP; 11552
IFT 11552
Circuit Diagram/回路図。シャーシを取り外すのが面倒なのでカメラをラジオ内に挿入して部品の隙間から回路図の一部だけを斜めに撮った。
Dial Strings, Tube Location and Specification/ダイヤル糸かけ図と配置図,それに仕様書。
松下電器のラジオ。これもHi-Hi向けである。同じく骨董屋から購入。マジックスーパーという名称。マジックアイ,トランス付きの6球スーパ。球は6BE6-6BA6-6AV6-6AR5-6X4-6E5である。マジックアイが付いていて,Hi-Fiであって,かつ短波が受信できることが目玉になる時代であった。木製の美しいキャビネットにプラスティックのお面も違和感の無くなったデザインである。
「先のBL-265と違う点は2バンドになっていること」と書いたら北海道の加藤寿郎さんより「BCバンドのみ」とご指摘を受けました。確かにそうでした。入手した多くのラジオは,整理の都合上,写真を撮ったら早々にしまってしまうので,記憶が曖昧となり,写真だけを頼りに分類するとこのような早とちりになります。['03.01.16訂正]
がらんとしたキャビネット。音を重視すると6半あるいは7インチのスピーカでは箱が小さくできない。シャーシの背面にはアンテナ端子の他,電源のリモートスイッチ用のソケットがあるのである。
ナナオラの標準5球スーパー。50年代後半の標準型ラジオ。1957年製?
F2 22 96.A.27 1k ナナオラNRC NR-6M-36 1957? Wood MT-5S E □□□▲ Ser.シャーシ6104760,回路図あり,仕様:85-100V/?VA,Po?W キャビネット:木製箱型(裏側金具止め),プラスティックのお面。NRCマークあり 裏板パーティクル板 サイズ;500x225Hx180D 周波数:535-1605 ダイヤル:横スライド ツマミ:4点式 (1LU)tone LMH,(2RU)PoSW (3LL)PH/VOL,(4LR)TUNE 端子:(A)穴,(E)穴,(pu)2P折曲げ金具 真空管:
(部品) シャーシ:亜鉛 IFT:NRC455kHz,.., SP:ナナオラHiFi PD-72 |